こんにちは。ハート出版の日高です。本日は編集会議でした。
夕方からはじめて、終わったのが9時、それから絵日記を書いています。で、こんな時間に。きょうは絵が描けませんでした。写真二点だけです。
クドーというと、工藤さんかな、と思ってしまいます。じつはCUD(クド)という英単語カラーユニバーサルデザインの略語です。
昨日3月7日、当社で出版している「CUDカラーユニバーサルデザイン」の著者CUDが、内閣総理大臣賞を受賞したので、その祝賀記念のセミナーおよび懇親会が、東京・赤坂の都市センターホテルで開かれ、参加してきました。
かつては、色〇〇とかいわれましたが、いまではマスコミ禁止用語のひとつ。色覚異常という言葉さえ問題であることが、このセミナーや当社の本でわかります。
色は、その人のもつ遺伝子の特性によって違った色に見えます(色覚の多様性)。たとえば大多数の人には、赤は赤に見えるが、少数派には、くすんだ赤に見えてしまう。
これらの人は、「絵画の時間がいちばんいやだった」「運転免許をとるとき困った」「希望の就職ができなかった」…といったいじめや差別、言い知れぬ苦労を背負ってきました。
カラーユニバーサルデザインは、障害者ほどではないが、色弱、つまり色における弱者として認識することで、彼等にも見えやすいような色使い、デザインを工夫しようというとりくみです。
知らないことで、多数派の多くは少数派の心を踏みにじってきたようです。気づきを与えてくれるセミナーでした。
いまでは、ユニバーサルデザインは有名ですが、カラーユニバーサルデザインはまだまだ認知されていません。CUDが日本中に、いや世界に広がることを願っています。
CUD Color Universal Design カラーユニバーサルデザイン
〜国内320万人、男性20人に1人が色弱者 〜