
こんばんは。ハート出版の日高です。
いい医者に当たれば運がいい?ということかも知れない。昨年11月頃から3ヶ月胃の調子が思わしくないので、重い腰を上げて2月頃でしたか病院に行った。
周りが行け行けとうるさいので渋々と。次いで、10月の健康診断でもらっていた紹介状をもって。紹介状というのは、健康診断の際、便に潜血があるので、専門医で精密検査をというわけである。
その病院が「消化器内科」か「胃腸内科」だったかわすれたが、医者に紹介状を見せる。あいにく「内は検査をやっていない」という。ぼくは「お隣のほうに行けばよかったですかね」と聞く。先生はいいとも悪いともいわない。余計なことをいったかなあ。隣は近所で有名な腸専門の病院だ。ライバル!?商売ガタキ!?
深い考えはない。隣は診療時間終わっていて、こちらはやっていたので来たまでだった。
症状を告げる。3ヶ月ぐらい前から空腹時・睡眠時に痛む。市販の薬で止まるが、飲み続けるのは不安があるので・・・と聞いてみた。ついで健康診断の結果もお見せする。
問診と診断書から診断。「潰瘍のあとがあります、それでしょう」と即決、「いい薬があります。これを1か月飲めばおさまります」胃液を抑え、荒れているところを治す二つの薬を飲むことになった。
その通り、数週間でぴたり全快。ボクのように素人療法で、あまり薬は飲まない方がいいだろうと、治ったらやめるというのではよくないらしい。医者は、「1ヶ月ぐらいキッチリのんでさっとやめるのがいい」と言う。
それで、まじめにいわれたとおり服用し、一応治ったので医者に報告にいった。その際、ピロリ菌退治の薬を処方してもらう。実の姉、また会社のスタッフが共に、ピロリ菌退治で効果があったという。1週間飲んだだけでもう10年以上胃が悪くなることがないというので決意した。
あまり抗生物質は飲みたくないが・・・1週間飲むだけなので判断した。先週もうすでに飲み終えた。これから10年再発しなければめっけものということになる。
それから、検査を受けていないが腸も現在のところすこぶる快調。何もしないのにすこぶるよくなった。
すみません、たいして面白くない病気の話を長々と書いてしまった。というのは、いまベストセラーになっている「医者に殺されない 47の心得−医療と薬を遠ざけて、元気に長生きする方法」(近藤誠=アスコム刊)を読み終えた。
近藤氏によると、医者は出来るだけ行かない方がいい。早期発見で見つかったガンはガンでなくガンモドキが多いそうだ。もしガンになったら放置したほうがいい。抗ガン剤でガンに効くものはない。寿命が縮まり、本人が苦しむだけと言いたい放題の本。
ボクのような医者になかなか行かない、不精者には耳障りが悪くないお話である。とはいえ、世の中まるっきり反対のことをいう本もいっぱい、どちらを信じたらいいのか?結局、自分で判断するしかない。
医者が責任をとってくれるわけではない。いい選択をするには、(運よく)いい医者に当たること、いい治療指南書を読むことも大事だと思う。最後は自分で判断し、薬を選び、医者をより分け、治療を受けるしかない。
とにかく胃カメラも大変そうな腸の検査も、ピロリ菌の検査もやらない、投薬のみ(悪運が強い)ぼくにとって都合のいい医者だった。
posted by ラクーンドッグ at 19:11
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