
さわやかな最近のお天気ですが、ちょっぴり寒くなりました。
と、いってもぼくはまだ半袖シャツ。社内では、背広はハンガーに掛けたまま。
「社長さん、元気ですね」
本日、最初の来訪者がやってきた。銀行さんだ。この日はいつもと違って、いまの投信の現状報告と新しい投信のオススメだった。
金利にうといぼくとしては、あまり興味がなく、購入してもそのままになってしまうので、なかば上の空で聴いていました。
あがっているときは、もっとあがると思って売りたくないし、今のように下がっていると売れば大損するし・・・。
と、いうぼくのような社長は結構多いそうです。証券会社が相手にしている投資家は、盛んに売り買いするそうですが、銀行さんが相手しているのは素人≠フ投資家で、じっと持ってるだけというのが多いとか。そこが銀行のねらい目かも
ひょとしてカモ?
というわけで、のれんに手押し、豆腐にかすがい・・・のボンクラ社長を相手にしてもしょうがない。諦めて帰って行きました。
(と、いっても今日の銀行の人は、強くすすめるある銀行のとちがって、なかなか誠実そうな方でしたが・・・)
見切り千両、無欲万両とか、いいますよね。
欲を出すと、損することが多いと思います。
ホントに儲かっている人いるんですかね。
馬券を買って大当たり、ぼくの予想はすごいんだという人。どこか身近にいそうですが・・・。大外れした時は黙っているんでしょうね。そういうひとにかぎって。
「また、まけた」そんな暗い話ばかりしてもしょうがないし・・・。儲かったときに
「パチンコで勝ったから」
と、いっておみやげ買ってくれるお父さんはいいですね。でも、そういう人も、負けたときは黙っていると思います。そうしないと次も家人は気持ちよく出してくれませんから。
金利にボンクラのぼくも一度だけ大もうけしたことがあります。
会社を始めて間もない頃、経済の勉強のつもりで、当時、大人気のNTT株の購入券が2枚当たりました。
民営化され、始めて売り出された株で大人気。なんと5万円の株が確か70万円以上しました。
こんなに高くては、もうあがらないかもと思いつつも、せっかくアタったんだからと渋々購入。
すると、株価は毎日ストップ高、うなぎのぼりに高騰。どこまであがるんだろう・・・と思っていました。
何時が売り時なのか分からないぼくは、1本目をちょうど社員のボーナス時期に解約、もう1枚は何かの支払い次期に1枚売却しました。
何ヶ月目だったか覚えていません。ただそのときお金が入用だったから、という理由でした。
しかし、そのときがほぼNTT株の最高値だったみたいで、たしか315万、300万で売れました。
「もっと買っておけばいいのに、社長見る目がない。借金してでもかっておけば」
とか意気地がないように言う人もいたほどです。またぼくの大当たりを聴いて、同じ株を買う人もいました。
しかし、その後、株価はどんどんと下がってしまいました。ぼくの真似してあとから買った人かわいそうでした。
まず、ぼくのような金利感覚ない人間は株など手をださないこと。
どうしても出す場合は、少しだが確実増えるものだけに長期運用すべきだと考えています。ローリスクローリターンが一番ということ。
あれだけのプロの銀行マン、証券マンがリーマンで大損。大方の人が予測できなかったわけですから。素人が手を出せば大けがをするにきまっています。
ま、ぼくのように勝負事苦手な人は、たいした成功しないと思いますが・・・
posted by ラクーンドッグ at 20:25
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