2016年05月03日

なんと「朝鮮日報」にストークスさんの「戦争犯罪国はアメリカだった!」が取り上げられてしまいました





東京裁判開廷70年の節目の今年、弊社で出版したばかりのヘンリー・S・ストークスさんの著書「戦争犯罪国はアメリカだった!」が、その開廷の日の今日、朝鮮日報日本語版で取り上げられました。


記事は、日本では、あの戦争が間違っていたという認識が、近年みるみる薄くなっている、というような内容です。

村山富市首相はその談話で、明確に日本の非を認めて、アジア諸国の人々に謝罪していたのに、安倍首相は、「A級戦犯は日本の法律上は戦犯ではない」「連合国側が勝者の判断によって断罪した」「先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と発言し、日本国民は拍手喝采、一般人も徐々にそうした態度が危険だと思わなくなってきている、というようなことが書かれています。

東京裁判史観を覆そうとする動きを、危険なものと見なしているわけです。

それで、日本国内では右翼を中心に「東京裁判は勝者による報復だった」という声が高まっており、その一例として、ストークスさんの「戦争犯罪国はアメリカだった!」が取り上げられていたのです。そしてそれを「産経新聞」が推薦していると。


ストークスさんは、「右翼」側の人間だと見なされることが多いようで、本書でも次のように語っています。



よく私は、「なぜイギリス人なのに、日本の弁護をするのだ」とか、「なぜ右翼のプロパガンダを応援するのだ」と言われる。

しかし私は、「日本の弁護をしているのでも、右翼のプロパガンダをしているのでもない」と、そう答える。

すると、一様に怪訝な顔をされる。地動説を唱えるガリレオのようなもので、なかなか理解してもらうのは難しい。



「地動説を唱えるガリレオ」という言葉で、ストークスさんの真意はだいたい想像がつくと思いますが、さらに具体的に主張している箇所から引用しましょう。



 日本外国特派員協会の会旗


七十年前に、東京裁判を世界に報道する重要な役割を果たしたのが、当時は「東京特派員倶楽部」と呼ばれた日本外国特派員協会でした。

日本と日本人の邪悪なイメージは、記者クラブの私の先輩たちが拡散したものです。

いわゆる「南京大虐殺」を世界に報じたのも、外国特派員でした。

もしその報道が不正確だったり誤報であったなら、ジャーナリストとして、また外国特派員として、それを正すのが私の義務です。

連合国が戦った戦争を、当時の東京特派員たちが、大義のある「正義の戦争」だと報道しました。

東京特派員たちは、野蛮な社会だった日本に文明と民主主義をもたらしたアメリカの偉大さを、報じました。

東京特派員たちは誇りをもって、正義の法廷が正しい判決を、東條英機をはじめとする邪悪で、悪魔のような日本人の「A級戦犯」に対して下したと、報道したのです。

そうした虚妄を報じたのは、他ならぬ東京特派員倶楽部のジャーナリストたちでした。

戦時中の日本、東京裁判、いわゆる「南京大虐殺」について、誰かがその歪曲された報道を正すべきなのです。

特派員たちの報道は、戦時プロパガンダでした。

真実は適切に伝えられ、世界に広められなければなりません。

ジャーナリストとして、私は七十年前に東京特派員たちによって報道された誤りを正すことに誇りを感じます。

連合国の戦勝史観の虚妄は打破されるべきです。



これでストークスさんの真意はおわかりでしょう。

右とか左とかは関係ありません。

事実か事実ではないか、だけの話なのです。

ストークスさんは自らの職業に誇りを持つ、プロのジャーナリストです。

だから、間違った情報、それも70年にもわたって巨大な影響力を全世界に及ぼし続けてきた虚報は、絶対に正さなければならない、それがジャーナリストとしての責務である、との強い信念で、ストークスさんは本書を執筆されたのです。


ヘンリー・S・ストークス氏



本書の紹介動画




posted by ラクーンドッグ at 19:17 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

2014年08月22日

日本政府も「近現代史」の新科目の設置を検討始める。中韓のプロパガンダ、そのお先棒を担ぐ一部マスコミの嘘に惑わされないために正しい歴史教育が必要だ。





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やっと政府も、次期学習指導要綱で、高校の新科目「近現代史」の導入を検討するようである。


みなさんも同じ経験があると思うが、高校や中学では、三学期になると短縮授業となった。したがって歴史の勉強は、明治時代当たりから端折ってしまう傾向があった。


ある意味、肝腎なことをほとんど教えてもらうことが出来ない。


原始時代や中世、近世も重要であるが、近現代史をおろそかにしてきたことが、今日の政治・外交の混迷を招いているといっても過言でない。


お隣の国々は、そこに重点をおいて教育、竹島や尖閣等々攻勢をかけてくる。これらの歴史戦争を勝ち抜くには、近現代史を正しく教えていくしかない。


NHKテレビのドラマやスペシャル、また●●新聞を読んでいると、



日本の軍国主義は驕慢になり中国を侵略、人民を虐殺、真珠湾を不意打ちし勝ち目のない対米戦争に突入した。


日本は「侵略国家」であり、「南京大虐殺」を起こしアジアの女性を従軍慰安婦として虐待した超悪玉の国家≠ニいうことになる。


知らず知らずのうちに子どもの教育に悪影響を与えていることは間違いない。


すこしでも疑問を持って本を読むなど調べれば、他国のプロパガンダであることが分かることだが、いまだにGHQや日教組の教育、戦後のマスコミに洗脳されたまま、その呪縛が解けていない。



弊社では、高校の歴史を教えてた経験もある吉本貞昭氏が書き下ろした「世界が語る大東亜戦争と東京裁判」が大変好評である。そして、同書をさらにわかりやすく噛み砕いたシリーズが現在好評である。



「日本とアジアの大東亜戦争」そして「教科書では絶対教えない東京裁判」である。



政府の新方針も、具体化し、学校の生徒が、近現代史の教科書を手にするまでまだまだ時間がある。



来年は終戦から70年。



ぜひ大変好評の「もっと日本が好きになる 親子で読む近現代史シリーズ」を1人でも多くの人に読んでもらいたいものである。



大東亜戦争は、アジアを凶暴な白人支配から解放する戦いだった
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-965-3.html
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戦勝国により日本を侵略国家にさせられた東京裁判
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-976-9.html
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posted by ラクーンドッグ at 15:53 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

2013年04月16日

「GHQ焚書図書開封」(西尾幹二)読みました。いまの日本人に欠けているものがよくわかります。

   

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少し前に芙蓉書房出版という版元から出ている「暗黒大陸 中国の真実」(田中秀雄・先田賢紀智共訳)という本を紹介しました。

なんと1933年、いまから80年前にアメリカの外交官(元上海・福州副領事)だったラルフ・タウンゼント氏が書いた著書ですが、中国という不可解な国の動きがなぜ゙かよく分かる本です。

この本を読んだら、次に読みたい本として「戦前の日本人が見抜いた中国の本質」という本に興味を覚えたのが、運のつきでした。この本は西尾幹二氏の 「GHQ焚書図書開封」というシリーズの最後の一巻(7巻目)でした。

さらに中国というの国の体質がわかる書だと思いました。長野朗という方が戦前に書いた本ですが、実に現代にも通じる内容で驚かされます。

こういう本がGHQによって持ち去られ、日本人の記憶から消されていたんですね。これを読めば中国の本質が実によく分かるといった内容です。

しかし、これはほんの一部分。GHQ、そしてアメリカは日本をどう料理しようとしていたのか。アメリカが何を「焚書」しようとしたのか?をみると、彼らの意図がよく分かります。というわけで、ついつい2ヶ月ぐらいかかってこの膨大シリーズを読む羽目になりました。

1冊400頁、計7冊単純計算で2800頁になりますかね。この間に弊社で必要な書籍やゲラは読みますので、実に粗い読み方ですが、西尾さんの大作、日米開戦、大東亜共栄圏、日支事変などなど近現代史が透視図でみるようによく分かるという幹二(いや感じ)でしょうか。いやあ勉強になりました。

イギリス、アメリカ、ロシア、そして中国に比べると、戦後の日本人の考えは実に甘い。戦前はそれらの国々のことをよく見抜いていたんですね。しかし、それらの本をGHQは8000点もひそかに(日本人の協力者もいるわけですが)闇に葬っていたんですね。

これらを焚書≠ゥら発掘≠キれば、いまの日本人に欠落している部分が明らかになると思います。折を見て、内容の一部を紹介できれば、と思いますが、今日はこれまでです。

徳間書店かから刊行されています。

posted by ラクーンドッグ at 17:31 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

2012年10月11日

あまりに中韓両国がおかしなことを言うので、どんな教育が行われているのか、あちらの「教科書」を読んでみました。




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(今年、はいめてミカンを食べました。甘みはいまひとつ、といったところです。完熟はまだ。未完≠ニいったところですかね)


こんばんは。ハート出版の日高です。

 
 
 


最近、中韓の歴史を扱うTV番組が多いですね。

たとえば、最近やっていた池上彰氏の番組やNHKスペシャルの田中角栄と周恩来の秘話などなど。

テレビの番組も、おとなしい日本人も両国の暴挙に大いに疑問に感じるようになったとは思いますが、あいかわらず局側の姿勢は、「日本は日韓併合で朝鮮半島を植民地化した」「日本は中国を侵略した」といった、中韓側一辺倒の歴史観は変わらないので、いっぱいモヤモヤが残りました。

そんなわけで連休中、こんな本を読みました。


『「中国・韓国の歴史教科書」に書かれた日本 』(宝島社文庫=別冊宝島編集部編集)
『韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する―歪曲された対日関係史 』(小学館文庫=勝岡 寛次 )
『「日本と中国」歴史の真実―教科書で習った日本史・中国史が、ウソだったことがわかる本 』(経済界新書=拳骨拓史)

両国は、自国にとって不都合なことは教科書にいっさい載せず、または歪曲して記述していることが分かります。日本では考えられない、あきれるばかりです。いちいち挙げればきりがありません。

たとえば、中国の教科書が、かって「元」という中国が、日本を2度も侵略しようとしたことは一切かかれていません。


また韓国の教科書の韓国は日本に仏教や漢字などの文化を伝えて「あげた」という記述も、教科書としてはじつに奇妙に感じました。

竹島や尖閣などについても、自分たちの都合のいいように教えているのはいうまでもありません。



ところで、私たちが教科書で習った日本史、中国史が本当に正しいのだろうか?

ということについて、こちらも大いに疑問を持った方がいいようです。
文化は中国や朝鮮から一方的に伝来してきたのか?日本は両国からどのような国に見られてきたのか?


最近の中国のやり方について、



拳骨拓史氏の『「日本と中国」歴史の真実』によると

「こんなつまらない脅しを中国がするのは、戦後教育のせいで日本人が日中関係の経緯を教えられず、中国の勝手な理屈に反論できないからだ」といっています。



したがって、「本当の歴史を知れば、中国の主張がまっとうな論理に乗っかっておらず、いかに日本をおとしめるかという『工作』であるかということがわかるだろう」と。


たとえば、最近話題になっている『政冷経熱』もちゃんと日中の歴史が分かれば、これが普通であると。長い歴史の中で政治的にうまくいったのは僅かの時だけで、経済的には何とか必要に応じてうまくやってきた。鎖国だった江戸時代は長崎の出島で、また三角貿易や南方貿易など抜け道≠使かう中国商人を黙認した。両者は実利を得てきた。これが両者が編み出した政冷経熱という知恵だった、といっています。



「両国が国民が正しい歴史を受けてきていれば、歴史の常識も身につくはずだが、中国は仕方がないにしても、日本の戦後教育は戦争の反省と称して、『隣国とは緊張するものだ」という事実自体を隠している」

戦後の歴史教育がおかしいのが分かります。


へんな名前だが拳骨氏のいうこと納得です。


本日、弊社の編集スタッフがこんな記事を見つけました↓

http://mamorenihon.wordpress.com/2010/10/02/%e4%ba%ba%e6%b0%91%e6%97%a5%e5%a0%b1%ef%bc%91%ef%bc%99%ef%bc%95%ef%bc%93%e5%b9%b4%ef%bc%91%e6%9c%88%ef%bc%98%e6%97%a5%e3%81%ae%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%80%8c%e5%b0%96%e9%96%a3%e8%ab%b8%e5%b3%b6%e3%81%af/



1953年の「人民日報」で、尖閣諸島は琉球列島に含まれるという記事をみつけてがっかりしたというある中国人の記事です。
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posted by ラクーンドッグ at 17:16 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

2012年09月25日

竹島、慰安婦などさいきんの問題の背景を知るために、李氏朝鮮など韓国の歴史、ちょっと勉強してみました。



 

日曜日の夜(9/23)のNHKスペシャル、ごらんなりましたでしょうか?


 尖閣、竹島問題でジャーナリストの櫻井よしこさんが出演していました。笑顔を交えながら、堂々、正論を吐いていました。櫻井さんが、熱弁をふるっていると、途中で司会が遮る。どっちつかずの結論に持って行こうとするのが、局の姿勢?なんでしょうか。


同じ国営放送でも、自国の主張オンリーの中国と比べるとエライ違い。日本は大丈夫なんでしょうか?


中国や韓国は、子どもの頃から尖閣や竹島は自国の領土でであり、日本が奪った、と教育というか「刷り込」みをやっているわけですね。


一方、日本は戦後、日教組の影響で腰が定まらず、まともな歴史授業は行われていない?学校の学期末は短縮授業で、近現代史さらっとしか教えてもらっていません。それで、そのまま大人になることがおおいのでは?



このような無防備状態で、テレビ、新聞のニュースに接すれば、中国、韓国の言い分を日本人として正しく判断できないのではないような気がします。


尖閣・竹島の問題が騒がしくなった先月末、「歴史再検証・韓国併合−韓民族を救った『日帝36年』の真実」(祥伝社)という加耶大学客員教授の崔基鍋(チェ ケイホ)氏が書いたもの、また東京基督大学教授の西岡つとむ氏の「よくわかる慰安婦問題」(草思社)が目にとまり、読んで見ることにしました。


日韓併合の問題は以前、台湾出身の評論家・黄文雄氏の本を読んでいたので、韓国人は事実を無視、日本はひどいことをしたとウソばかり言っているのは分かっていたつもりでした、読んでよかったと思いました。韓国にも日韓併合時代の日本統治について肯定的に捉える方(というか、勇気を持って公言する方少ないですが)を見つけることができました。


崔教授が、この本の中で李氏朝鮮500年の宿痾(しゅくあ)についてしばしば問題視していので、さらに韓国の歴史を遡ってみたくなり、さらに同著者が書いている「韓国堕落の2000年史」もついで読んでみました。


なるほど李氏朝鮮の歴史を知れば、その流れを受け継いだ、北朝鮮、韓国の問題、つまり韓国病≠ェよく分かります。語れば長くなりますので、一言でいうと、李氏の王朝は両班という不労所得の貴族集団とともに、空理空論の党争にあけくれ、満足な国家運営はせず、国民や農民である常民・奴隷から搾取するのみだったといっています。


これは本当なのか?とおもってしまうほどです。その裏切りや残酷さは度が過ぎるといった内容です。日本の江戸時代がいかに幸せな時代だったか分かります。


李氏朝鮮の問題は、1392年の開国、当時の朝鮮・高麗が、明と戦っている時、高麗の重臣だった李成桂が敵と通じ、自国の王を殺し政権を簒奪して成立したことにあるといいます。中国の強大な力をかりたため絶えず中国の意向に従わねばならないようになったと。この時から500年中国の属国となり、国民は奴隷化され私有財産も没収され、古代朝鮮が持っていた国際的自尊心も失ってしまったといいます。


なぜ、ここまで自国の歴史をさらしだしてくれるのか?「この民族は・・・正常な歴史を顧みなければ歴史から処断されるということを銘記すべきだ」と崔氏は警告しています。
 
 
このことは、日本にとっても同じことがいえそうです。中国の属国状態=u小中華主義」の洗脳状態から抜けきらないと韓国が立ち直れないように、アメリカ・GHQの洗脳が解けない状態、自分の国は自分で守るという気概がない、国民が正しい日本の歴史を知らない状態では、日本も本当に危ないと思いました。



西岡力氏の「よく分かる慰安婦」もじつに興味深く読みました。なぜこの問題が起きたのか。これを読めば、いわゆる「強制連行」など皆無であることが分かります。でも世界的には韓国・ 北朝鮮の宣伝で「日本軍が20万人の朝鮮女性を性の奴隷にした」といまなおいいふらされています。


著者の西岡氏は一つ一つ丁寧に事実関係を調べ、韓国・北朝鮮がいうような軍の関与は一つもなかったことが詳細に書かれています。そのことを知っている櫻井よしこさんが穏やかですが、真剣に伝えようとしたのがよくわかりました。孤軍奮闘の感ありましたが・・・。


韓国も、そして中国も大いに論戦することが大切だ思います。また日本の中でも同様です。正しいと言い張れないので、デモに見せかけた暴力や経済制裁、正しさより力でねじ伏せようという姿勢ありありです。

また韓国と日本が衝突して力を消耗してどうするのか。誰が喜ぶのか?を考えてみたいと思います。

間違った歴史の洗脳でなく、正しい歴史教育が必要です。


日本の歴史だけでなく、隣国の歴史を知ることも大切ではないかと、つくづく思いました。。


 

posted by ラクーンドッグ at 11:31 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

2012年05月21日

金環食見ました。こんなふうに見えました。

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ぼくにはこんなふうに見えた金環食↑



こんばんは。ハート出版の日高です。

黄金のリング見ましたよ。そろそろかとおもってベランダに出るが、あ、そうか。わが家では、冬は東南の空に旭日がみえるが、建物の影できょうは見えない。

隣接する公園に出る。木陰から東の空をちらちらみる。曇り空であるがまぶしくてわからない。7時過ぎ。近隣の家から子供の声は聞こえるが、姿は見えない。


誰も空を見上げている人はいない。出勤するサラリーマン、OLは通り過ぎるが・・・。

あいにくの曇り空、本当にみえるのかな?観賞用のメガネは買ってない。周りになにかないかキョロキョロみまわす。水色っぽい色のビニール製?のゴミが樹木の足元に落ちている。

下敷もを使っちゃいけない、というのでちょっと心配だが、それを拾って、おそるおそる透かしてみる。見えた!

女房もやってきた。「外に出るならせっかくだからゴミを出してよ」といいながら、ぼくが持っていたゴミを通して見た。「わあ、見えた!」喜んでいると7時30分過ぎいよいよ、リングの時を迎える。


近所の子連れも私の周りに何組も集まってきた。子どもが真似をしちゃいけない危険な方法、変なゴミめがねでのぞいて浮かれている老夫婦をみかねて、同情した若い奥さんが「正式なめがねでみたらどうですか?」と貸してくれた。


それを待っていたんです。ありがたい、それをお借りして見る。なーるほど黒地に白いくっきりした輪が見えました。

ゴミを通してみた輪はオレンジ色の火の輪が、サーカスで見るような感じといったらいいでしょうか。


きょうは一日この話題で持ちきりですが、この不思議な現象が前に見えたのは25年前。場所は沖縄だったようです。





その沖縄はこの5月、本土復帰40周年だそうです。

その沖縄に詳しい知人が最近、沖縄特有の不思議な現象をこぼしていた。

沖縄というところは、戦後何十年と一つの見方しか許されず、異論を全く唱えることが出来ないような言語空間だと。

その一つが集団自決である。戦争中、座間味島でおきた事件。



梅澤氏は、住民達に「自決命令」を下したとされているが、最近それはとんでもない濡れ衣であることが明らかになってきた。

しかし、日本軍は横暴だったという前提で全ての話が進められている沖縄社会は、完全にこういった言動を黙殺していると知人はいう。

沖縄集団自決をめぐる虚偽と真実、いろんな見方があっていい。

たまたまチャンネル桜の動画を見ていると、当時、守備隊長だった梅澤裕元少佐の独占インタビューはなかなかの圧巻でした。

聞いていると、集団自決は軍の命令でなく、その虚構が戦後どのように作られていったかよくわかる。

普天間など基地問題が解決するためにも、このような不思議な言語空間をただす必要がありそうだ。少し長いがご興味ある方はご覧ください。

ちょっと強引ですが、金環食の話から沖縄問題になりました。こういう問題が解決しないと金環食は見えても、日本の将来は見えない気がします。









posted by ラクーンドッグ at 18:50 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

2011年01月26日

ペリリュー島の忘れてはいけない歴史

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有楽町を往復する用事がある。地下鉄乗車の間読む本を何かないかと探していると、当社の編集スタッフがすすめている手頃の厚さの本があった。

「ひのくに郷土の偉人−ペリリュー島守備隊指揮官 中川州男」という題名。
硫黄島の激戦は、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」で有名だが、その前のパラオ諸島のペリリュー島の死闘はあまり知られていない。
「スリーデイズ メイビー ツー」
つまり、2.3日で陥落させると豪語していた米軍に1万の死傷者を出させ、70日間も守り抜いた指揮官の物語。
日本人の勇敢な戦いぶりに対して、敵将ニミッツ元帥から「諸国から尋ねる旅人よ この島を守るために日本軍人が 以下に勇敢な愛国心を持ってた戦い そして玉砕したかを伝えられよ」と賛辞が贈られた。、その碑文が刻まれた石碑が、その島にある。
数年前、社員旅行で玉砕した1万2000人の英霊が眠る同島を訪れたとき、その碑があったのを覚えている。
22年4月刊の、この本の発行元は中川州男顕彰会(代表 八浪知行 〒862−0911熊本県健軍3−5−16 電話096−368−3704)ご参考まで。
今の日本人が忘れてはいけない歴史である。

【写真】は、ペリリュー島のオレンジ浜(上陸作戦で流れた米兵の血でオレンジ色に染まったのでこの名がある)とニミッツ提督の碑文

posted by ラクーンドッグ at 18:07 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

ナベツネ、吉田首相時のねじれ国会を語る


こんばんは。
ハート出版の日高です。

新春というには、ちょっとおそい気もするが、読売新聞主催の新春懇親会に参加。日頃読売新聞に広告を出しているスポンサーとの親睦会。26日正午、有楽町の東京會舘に読売新聞社を始め、広告会社、出版業界の人たちがおおぜい出席。
この会の名物はなんと言ってもナベツネこと読売新聞会長の渡邉恒雄氏のおしゃべり
ナベツネネさんが政治記者だった頃の話を披露。ワンマンといわれた吉田茂首相の頃も、参議院は与党のほうが少ない、ねじれ国会だった。
今と違うのは・・・と強調しこう続ける。首相が野党の実力者を訪問、譲るべきところをゆづり予算が通るのために誠心誠意協力をお願いしたものだ、と。
そのときナベツネさんは、ポンコツ車(戦前のフォード)に載って首相の後を追ったものだが、前の車が三回転して大破、それに巻き込まれ一巻の終わりになるところだが九死に一生を得る。私は運がいい、というエピソードも交える。

ところが今の政治家の中にはそれをやる人がいない、と嘆く。

毒舌を交えながら、政治、経済の話を20分。いつも会長の話の長さが話題になる。今回は短かった、というのが大方の感想だった。
80ウン才と仰っていたが、まだまだ怪気炎は衰えそうもない。

posted by ラクーンドッグ at 17:57 | Comment(0) | ・歴史のお勉強

2010年02月01日

ハート出版社長絵日記99−龍馬と黒船

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昨夜、NHKの龍馬伝見た。
 
司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を40年前に読んだものとしては、ちょっと違うなというイメージがある。でも、これを見ながらいろいろ考えるのも面白いので毎回見るつもり・・・。


福山龍馬、なかなか親孝行で、児玉清演じる父親も親ばかに描かれている。落ちこぼれだった青年が、周囲の期待に応えて、型破りな思考で世の中をかえていくというお話なのだが、オレにできることは何かと考えたり、現在のところは青年竜馬の迷いや苦悩の中、成長していく姿が描かれてる。

 
昨夜は、黒船を直に見た剣術修行中の龍馬が、剣ではこれからの敵とは戦えないと思うようになり、道場修行中、心ここにあらずといったところを千葉定吉に指摘され、道場を「追い出される」といった場面。
 
歴史小説はすべてあらすじは分かっているわけだから、監督、脚本家がどう解釈するかが、腕の見せ所ということになる。司馬さんの竜馬にないエピソードが盛り込まれており新鮮な感じがする。現代人に、今なんで龍馬なのかを、語ろうと言うわけだろう

ところで黒船、現代の黒船って何だろうと考えてみた。
 
わが出版界なら、今騒がれている電子書籍などで出版界の構造を根本から変えようとしているアマゾンやグーグル、そしてアップルといったところかもしれない。
 
じゃあ、攘夷とか鎖国とか開国とかは何だろう?
posted by ラクーンドッグ at 19:27 | Comment(2) | ・歴史のお勉強

2010年01月18日

ハート出版社長絵日記91−竜馬かぶれ

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これもいま流行の「歴女」というのだろうか?
帰りの電車の中、二人のOLとおぼしき若い女性が喋っている。
話題はNHKの「龍馬伝」


「あのさあ、龍馬の恋人、広末どうなるの?」
「広末は、縁談が決まり、龍馬は江戸に剣道修行で行っちゃうよ」
「え、広末かわいそう」

 
広末とは龍馬の幼なじみ平尾加尾の役を演じている広末涼子。若い女性が電車の中でこんな会話をしているのはあんまり聴いたことがない。そんなわけで新鮮な感じがして、ついついオジサンは聞き耳を立ててしまった。
 
ぼくが、司馬遼太郎の「竜馬が行く」を読んだのは、たしか二十歳の頃。30過ぎて再読もした。それぐらい面白かった。
いまソフトバンクのコマーシャルに出ている竜馬かぶれのオジサン武田鉄矢と同じ世代には、多分そう言う人が多いと思う。
 
その頃は、学園紛争華やかなりしころ。おふくろが、成人のお祝いだったかどうかは忘れたが、贈ってくれた。母はぼくに何が言いたかったのか、考えることがある。竜馬の時代が勤皇佐幕で割れていたように、その時代も安保や反安保などでで割れていた。
 
その意味をたずねたいけど。もう母(享年57歳)はいない。昨晩も見ました。「こら鉄也!なんばしちょっとか?」はオフクロのバラード。「竜馬」の本を贈ってくれた、ぼくの母がいいたかったメッセージは何だろう?しらが頭をかきながら、ほろ苦い思いをかみしめつつ見ています。
posted by ラクーンドッグ at 20:29 | Comment(0) | ・歴史のお勉強