
こんばんは。ハート出版の日高です。
きょうは、ちょっと寒くなりました。ボクの上着は相変わらずあいもの。背中に裏地がない分、スズしげ。周りの人をみると、早くも襟巻き、革ジャン・・・でした。
昨日は商工会議所の呼びかけで、経営の勉強会に参加してきました。
「中小企業経営セミナー2011」池袋メトロポリタンホテルで開催。その一こま。
TKC城北東京会の税理士さん、奥田剛彦氏のお話がとても受けていました。以下そのメモの一部。
『現在、日本の黒字の会社は3割を切っています。
毎日、新聞・TVを見ると、暗いニュースばかり。ばくぜんとした不安なをいだいてしまいますよね。
その不安を消す方法は、政府や自治体に頼らず、自らが与えられた環境を受け入れ。最善を尽くすことです。
最善を尽くせば、とてもすがすがしい気分でいられます。
その具体的な方法とは・・・
PDCAサイクルを構築すること。Pは計画(Plan)、Dは行動(Do)、Cは検証(ChecK)、Aは対策(Action)。
P・・・1年間の経営計画を立てる。
D・・・その計画に基づき実行する。
C・・・4ヶ月後と定期的に推進会議を開き、「できたこと」と「できなかったこと」の計画と実績の検証を行う。
A・・・計画と実績の乖離の対策、つまり「できなかったことの」の理由を明らかにしかるべき対策を立て実施する・・・というものです。
たとえば、会社に会社に借入金の返済額が70万円あるとします。
その場合、税金約30万払わなければならないので(経常)利益が100万必要。
それに、給与・家賃・光熱費など必要経費900万円を会わせると1000万円の粗利益が必要。
では、その会社の粗利益率が20%とすると5000万円の売上げが必要です。
大変ですが、社長はこれを思い続けるることです。あきらめないこと。社長なら自家発電できる。プラス思考で。明るい言葉を使う(暗い言葉を無意識にいっていることに気がつく)明るい思いは強い。 光は闇に勝つ。
「そうだといってもむりだよなあ」という思いがあるとどうなるか?人の潜在意識というものは気のいいタクシードライバーのようなもの。運転手はお客のいうことをきいて 駄目な方向にハンドルを切ってしまう。
たとえば、卸売業の5人のある会社は 毎月2回倉庫掃除を行った。乱雑だった商品を整理すると仕入れのダブりなどなくなり、増収増益になった。
また、ある製造業主は、 週1回お得意先に足を運ぶことで、その訪問先の要望がわかり、受注が増えた。
このPDCAサイクルとは、今始まったことでなく2600年前北インドのお釈迦様が始めた因果応報、戒定慧などの教えにも見られます。
原因と結果。 いい原因が、いい結果を生み、それがまたいい原因となり、さらによい結果を生んでいく・・・』
税理士の言葉から潜在意識やお釈迦様のお話がぽんぽん飛び出しても何ら違和感ないご時世。3.11、タイの大洪水、ギリシャ危機、日本の財政危機、これらを乗り切るには、心の奥底にあるもうひとりの自分(ハイヤーセルフまたはガイド)、潜在意識とどうつながるかにかにかかっているようですね。
当社で12月刊行めざしている坂本政道氏の新刊「激動の時代を乗り切る知恵−内なるガイドにつながるアセンション」(仮題)のいっていることとシンクロニシティを感じましたね。
それから、本日うっかりiPadを家に忘れ、絵のほうかけませんでした。代わりに、渡辺謙主演「はやぶさ 遙かなる帰還」の映画広告(2012年2/11封切り)。この中にあるキャッチフレーズ「絶対にあきらめない」は、がんばろう日本の合い言葉のようです。
posted by ラクーンドッグ at 16:13
|
Comment(0)
|
・経済・経営のお勉強