2011年02月10日

大泉洋の「水曜どうでしょう」って、なにが面白いの?を考えた

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こんばんは。ハート出版の日高です。

やってくるお客様、「きょうはあったかいですよね」というと「でもこんばんから?雪になる」というこたえが。「そうなんですか」あしたから3連休、なにをしようかなあ・・・。
やってきたお客さん。とても映画好きだ。話していると、テレビの話題になった。テレビはバラエティーばかりだし・・・DVDの話に。「で、『水曜どうでしょう』って知っている?というと。
「きいたことある。よくきく。どんなはなし」というので。
大泉洋ともうひとり知らないタレント?が登場。ぼくが見たのはベトナムの長い長い国道を男二人でバイク・ツーリングする映像。
変哲もない東南アジアの田舎町を通るだけ。地上波がやる派手な旅・番組でもない。お笑い芸人が登場、ゲテモノから王様料理など面白おかしく、大騒ぎする番組とちがう。
なんにもない。ただ、おしゃべりしながらふたりのバイク姿を、後ろから車に搭乗したカメラが追いかけるだけ。古びたトラックや車が行き交う。ときどきスコールになったり、車道に段差があったり、ちょっと行儀の悪い運転のトラックがすれ違ったり・・・たいして大きなハプニングもない。
なにがいいんだろう。いろんな地上波の仰天するような番組はあきたのかなあ。きれいな風景もない。特異なアングルもない。手に汗を握るスリルもない。「癒しがあるんじゃない?」とぼくの話を聞いていた営業マンは言う。
そうか「料理をたべあきたとき、意外と梅干し一個でお茶漬けを食べるのもうまい、そんな感じかも」と感想を述べる。ぜひみなきゃあというものでもない(失礼)が、何となく見てしまう。「こんなんあるよ」と口コミで広がる。北海道の地方局の低予算?(ゴメン)だった番組が、近々全国ネットにもなるらしい。
ぼくの場合も、友人から借りたものを見ていた息子に「なあにこれ」といいながら、つまんなさそうな展開だが、結局最後まで見てしまった。
なんだろう、成功の秘密は?大泉洋のタメ口?ぼやき?その後、何本も息子はレンタル屋で借りてきて続きをみている。何だろう?理由はオジサンにはわからん?

きょうの絵は、場末の食堂。ハイボールを飲みながらくつろいでいると、1人の老人がやってきてタバコをふかした。何となく存在感があったのでスケッチ。それだけ・・・理由はない。

posted by ラクーンドッグ at 19:18 | Comment(2) | ・映画・TV・劇場・博物館

2011年01月04日

マンデラ、グラントリノ

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明けまして、おめでとうございます。

ハート出版社長の日高裕明です。昨年はたいへんお世話になりました。


仕事始めは、明日5日からですが、所用があり会社に出てきました。用をたす間にも書店さんなどから電話がジャンジャン、もう世の中動き出しているようです。
「バシャールと交信できる、在庫ありますか?」「帰ってきたはやぶさ客注で1冊」といった電話です。

年末みそかは、思わぬ体調不良で丸1日ダウン。どこも痛くないんですがおう吐3回。食あたり?ノロウイルス?風邪?でもなかったようです。

お陰で、ゴロゴロ。日頃読めない本を読んだり、テレビを見たり。それなりに、よい刺激を受けました。これもガイドさまのいきな計らいでしょうか?ちょっと勉強せいという。

愛読誌「致知」1月号の巻頭言に、心洗われる仏教詩人の坂村真民氏の詩が紹介されていた。

あとから来る者のために

田畑を耕し 種を用意しておくのだ
山を 川を 海を きれいにしておくのだ
ああ あとから来る者のために
苦労をし 我慢をし みなそれぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる あの可愛い者たちのために
みなそれぞれ自分にできる なにかをしてゆくのだ

何かひとつでも、後世の人に遺すようなことをしただろうか?

いま我々があるのも、先人のたゆまぬ営みのお陰。ひょっとしてそれら先人の「財産}を食いつぶすようなことばかりしているのかもしれない。自分たちのことばかりでなく、目に見えないが、もっとあとから来るもののために体をはって何かをしておかないと。

自分のこと、日本のこと・・・

尖閣、北方領土・・・日本の命運について、同雑誌で、京都大学教授の中西輝政氏が憂う。今年は尖閣が危ない、つまり軍事力で実効支配されるのではないか。こうなれば日米同盟があっても米軍は手を出せないと。

ケーブルテレビで、いつもながらチャンネルをチャカチャカ回しながら映画をはしご・・・。途中から見ているので、しっかり見たわけではないが・・・好きな俳優が出ていると、それをみてしまうという相変わらずいい加減な鑑賞ではあるが。

モーガン・フリーマンが出ていた。マンデラ大統領の物語のようである。人種差別反対の運動のため30年間牢につながれたマンデラが、大統領についたとき、白人たちは自分たちに報復するのではないか、と恐れられた。人種差別の象徴、白人ばかりのラクビーチームの名前を変更することが全会一致決まった。このあたりから見始めた。

しかし、マンデラはこれを説得し覆す。憎しみからなにもうまれない。彼は白人ばかりのラクビーチームを、南アフリカ共和国の代表として支援、盛り上げる。国が発展するには、白人の協力が必要であり、国中が熱狂するような「国の誇り」が必要と痛感、反対派を押し切っていく。そして95年ワールドカップで優勝するまでの話。

見事に国中の老若男女が一つになっていく。フリーマン演じるマンデラとマット・デイモンが演じるラグビーチームの主将フランソワの友情。マンデラの指導力、覚悟、決意にほれぼれとした。

この映画、あとできいたら題名は「インビクタス/負けざる者たち」クリント・イーストウッドが監督した映画だった。なぜか見てしまった、もう一つ、イーストウッドが主演した映画「グラントリノ」も面白かった。

朝鮮戦争の記憶を引きずる1人の頑固な元軍人がイーストウッドの役。フォードに50年勤め、愛車グラントリノをこよなく愛する。子どもたちに嫌われ、妻に先立たれデトロイトで隠居。近所にはベトナム戦争時にやって来た東南アジアの東洋人家族が引っ越してくる。

彼らとの交流が始まる。東洋人の息子タオとその姉スーが不良にいじめられる。それに激怒したイーストウッドが報復すると、今度はタオの家に不良達が乱射、スーを陵辱する。タオは仕返そうとするが、責任を感じた元軍人はそれを阻止、1人でギャング達の家に向かう。

最後の顛末を述べるとこれから見る人の興味をそぐのでナイッショ!銃を所持しないと生きていけないアメリカ社会。自分の命は自分で守る。それに引きかえ水と安全がタダのどこかの国は平和ボケもいいところかもしれない。

古いアメリカ魂。口の汚いクソオヤジ父だが、人の困っているのをだまっておれねえ。こういうアメリカ人が少なくなってきているかもしれない。

人に頼るばかりじゃどうにもならない。自分でも頑張らないと。どうも日本のセイジがおぼつかない。国家も会社も家庭も、オヤジがもすこし頑張らないと・・・

こんなとりとめもない感じで今年も始まる。と、いいながらのんきな絵日記を書くだけですが、イヤでなければどうぞお付き合いください。

本年もよろしくお願いいたします。

posted by ラクーンドッグ at 15:23 | Comment(2) | ・映画・TV・劇場・博物館

2010年07月20日

ハート出版社長絵日記192−屋久島のビンボー人間!?

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今日会社に出てきて、ぼくの部屋に入ったら凄い熱気。たまらず温度計を見る。針は40度を指している。熱いわけだ。冬は暖かくていいんだが、南と西側はガラス。ブラインドを降ろしたまま、クーラーを付けても35度以下には下がらない。
 
来客も4人ばかり、客間は北側なので少しは涼しい。でもみんなげんなりとした顔でやってくる。私も昼頃食事がてら用事で池袋駅近くまでいったが凄い厚さだった。この暑さのせい、日曜日何気なく見たテレビ(BS朝日?)を思い出した。
 
「屋久島で超ビンボー生活をしている陶芸家」のお話。この男は、栃木県に住んでいたが、親が事業を失敗し、借金取りが毎日やってくる生活がイヤになり。26年前、屋久島に82万円で1200坪の土地を購入。自分で建てた家に自給自足で生活。1年に1回ロクロを動かし作った陶器を売って年収20万円だとか。
 
1日1時間ぐらいしか働きたくないという・・・。そのまま聴くとあきれた怠け者だが。この日はレポーターにご馳走するためか、朝採った?大豆を煮て、石臼を使って液状にし、布でこして豆腐を作る。固まらせるために海水を汲みに行く。息はくだり坂なので10分。帰りは1時間の重労働。
 
1日1時間、陶芸のために働いているのか分からないが、その生活はけっこう重労働だ。しかし、彼はいう。もっと貧乏になりたいと。坊主頭でニコニコしながら顔は本当に幸せそうだ。自分のやりたい生活ができて、何の不安もなさそう。
 
服も敷布でつくった粗末な服、でもこざっぱりしている。毎朝自分で作ったほうきで部屋を掃除。来客があれば囲炉裏でおもてなし。棚には自分で作った陶器が並んでいる・・・あ、そうか、いちおうここがショップである。
屋久島には縄文杉もあり、不思議なエネルギーがただよい、神々も住んでるようだが、面白い人間もいるもんだ。
 
昨夜、たけしのテレビタックルスペシャルで、消費税がどうだ、子ども手当がどうだとか不景気を何とかしろと、いろんな職業の人が世の中の不満を爆発させていた。
 
いったい、この差はなんだろう、と思ってしまった。
posted by ラクーンドッグ at 19:57 | Comment(4) | ・映画・TV・劇場・博物館

2010年02月19日

ハート出版社長絵日記111−中村主水の遺言=H!

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ムコ殿がなくなった。


ぼくが中学生ぐらいの頃から見ている俳優、藤田まことさん逝く。

 
藤田まことといえば、テレビの「てなもんや三度笠」が有名だが、その頃、ぼくは大阪に住んでいた。
そのころ直接見たのは、大阪、千日前劇場だったかもしれない。
平三平、白木みのるさんらと、おかしな演劇をやっていた。
吉本新喜劇である。
その中で、「藤玉こといち」という役で出ていたのをなぜか、いまでも覚えている。
何かの勘違いでいろんなドタバタが始まるという、筋などあるのかないのか、にわか、茶番といった内容であるが、腹を抱えて笑ったものだ。
 
テレビをひねって、ドラマなどでこの人が出ていると、忙しくてもちょっと見てしまいたくなる。
そんな雰囲気のある役者ではないかと思う。
 
「必殺仕事人」の中村主水が最高のはまり役で、はぐれ刑事の安浦さん、また京都殺人案内の音川刑事なども味があった。もう見れなくなるかと思うと寂しいものがある。
 
頼れるヒーローでありながら、家に帰ると姑や嫁、娘に頭が上がらない・・・そんな役どころがあっていた。そんな役者いないなあ。
しいていうとハリウッド版だが「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスかなと思ってみたりする。
 
そういえば、この人の映画で最近見たのは、「明日の遺言」。
B級戦争犯罪人ながら、ただ1人アメリカの戦争責任を問い、部下をかばって巣鴨プリズムの刑場の露と消えていく岡田資(たすく)中将を演じていた。
 
藤田さんが最期に出演した映画、これもある意味で、日本人やアメリカ人への彼の遺言だったのかもしれない。
posted by ラクーンドッグ at 21:33 | Comment(2) | ・映画・TV・劇場・博物館

2010年01月19日

ハート出版社長社長絵日記92−面白かった「日本人の謎」

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昨日の絵日記で、竜馬のことを書いたら意外とアクセスが多く驚いた。竜馬ファン多いんですね。うれしいです。


正月休みに見たテレビで、もう一つしっかり見たのは、たけしのバラエティ番組「たけしの教科書に載らない日本人の謎」。昨年も見て面白かった。

 
日本らしさ、日本人らしさ、というのを日本人はあまりにも忘れてきたのではないかと思う。日本が戦争に負け、占領軍の政策で、日本的なことをあまりにも隅に追いやろうとしたのではないか。
 
お正月の行事、お宮参りのことなど、それぞれ言い伝えがあり面白い。けして迷信ばかりではない。何か意味あることが多い。
 
昨年は伊勢神宮のお話だったが、今回は出雲大社、また悲劇の死ををとげた崇神天皇が怨霊となった。またお怨霊をお祭り、鎮めることでその後の平和が守られたお話など大変興味深かった。科学では割り切れない話が満載だった。たけし軍団のギャグも満載だが・・・。
明治天皇の玄孫・竹田教授の解説も非常にタメになる。
 
日本には八百万の神がいるということになっているが、けしてこれもデタラメや迷信ではなく、根拠があるようだ。坂本政道氏の新刊「屋久島でヘミシンク」(アメーバーブックス)は、屋久島に住む神々のエネルギーやパワースポットをヘミシンクでたずねる旅である。駄洒落も一杯だが、面白く読ませてもらっている。
 
ぼくも坂本氏の10分の1でもヘミシンクができるようになれば、楽しいことがいっぱいになりそうで、ホント楽しみだ。
 
学校では教えない、民俗学的なお話。ちょっと調べてみると実は本当は面白い話ばかりだ。
posted by ラクーンドッグ at 20:03 | Comment(0) | ・映画・TV・劇場・博物館