特攻隊員が描いた絵が遺書とともに展示されていました。
花粉症の気配、目や鼻が何となくむずむずあやしい昨今ですね。
日曜日、靖国神社へお詣りしてきました。
今回の目的は「大東亜戦争七十年展 最終章」の内覧会でした。
弊社の書籍「特攻 最後のインタビュー」(特攻 最後のインタビュー制作委員会)の紹介動画が主催者のお目にとまり展示されることになり、内覧会にお招きいただきました。
同書は戦争の末期、特攻を志願したが故障による不時着や戦争の終結で生き残った元隊員の貴重な証言です。
七十周年展最終章のテーマは本土防衛戦。
展示会場には、硫黄島、沖縄、そして千島、樺太の激戦に倒れた将兵の手紙、愛用品などが遺品として展示されています。
また本土防衛、特攻隊、ひめゆり学徒隊などの展示物・・・どれもどれも涙でめがねが曇りました。
これら辞世の句や血書、写真に触れることで、日頃、中韓米諸国が言っていることはまさにプロパガンダに過ぎないことがよくわかります。
兵士も住民も祖国の自衛のため、家族や子孫のため奮起した一途な思い、自らの命を投げ出した尊い事実の数々に頭が下がります。
「特攻 最後のインタビュー」の動画を釘付になって見入る参加者
内覧会に先立ち、特別展監修者である軍事史研究家の永江太郎氏(元防衛研究所戦史部主任研究官)が「大東亜戦争本土防衛戦」について展示解説。
冒頭に永江氏は、カナダで開かれた国際軍事史学会で同席した外国の識者に
「これほど勇敢だったローマの兵士と日本の兵士はもう地上に二度と現れません」と日本軍の優秀さを絶賛されたエピソードを紹介。
では、精神力、統率力どれをとっても最強だった日本軍がなぜ破れたのか?
永江氏は、
戦争終結の見通しがなく開戦したこと、
本土決戦の覚悟があったのか?
序盤戦の大勝による油断、驕慢、敵の軽視など
・・・を指摘。
しかし、破れたとはいえ、
硫黄島、沖縄戦の日本兵士の奮戦は敵方に甚大な被害を与えた、米国内に講和の機運が急速に高まったこと、
さらに対日不可侵条約を破って侵出してきたソ連軍に対日戦中最大の死傷者を出した占守島の防衛戦が北海道占領を断念させたこと
等をあげていました。
最後に「米国の戦争決意を軽視したこと」が大東亜戦争の教訓とのべ、虎視眈々と狙っている「中国の対日占領政策を防ぐことが重要である」と結びました。
同展は靖国神社境内遊就館の特別展として3/21から12/8まで一般展示されます。
内覧会では靖国神社宮司 徳川康久氏が開会の御挨拶。
「特攻 最後のインタビュー」の紹介動画↓
そして、余談ひとつ。
毎度、参詣の後のおみやげ。いつもおもしろい名物アベノミクス・ダジャレ商品。
今回はややネタ切れ?国おこし≠ナした。
posted by ラクーンドッグ at 18:37
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