2012年09月26日

「INORI−いのり−」に登場する原爆の子・佐々木禎子さんが折ったオリヅルが真珠湾の資料センターに



<編集部からのニュース>


「INORI−いのり−」(綾野まさる作)の中に描かれている「原爆の子」佐々木禎子さんが折った鶴がハワイ州の真珠湾攻撃に関する資料センターに展示されることになりました。禎子さんのお兄さんが、原爆投下を命じたトルーマン元大統領の孫に働きかけで実現しました。

ヒロシマの折り鶴 真珠湾資料センターに寄贈(読売新聞)↓
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120924-OYO1T00488.htm?from=main2

「INORI−いのり−」(綾野まさる作)↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-679-9.html
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2012年07月10日

日本への原爆投下を決定したトルーマン元米大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(55)が、8月6日に広島市で開かれる平和記念式典に初めて参列する(毎日新聞)そうです。



「INORI〜祈り〜」は一昨年、紅白で初出場のクミコさんが歌った曲。同名の書籍が当社からでています。描かれている主人公は、広島の平和記念公園にある「原爆の像」のモデルで、12歳で白血病で亡くなった佐々木禎子(さだこ)さん。


禎子さんの平和への願いを伝える活動をしているNPO法人「SADAKO LEGACY(サダコレガシー)」(東京都)が21日、発表しました。


「日本への原爆投下を決定したトルーマン元米大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(55)が、8月6日に広島市で開かれる平和記念式典に初めて参列する」と。


毎日新聞(2012年06月22日 大阪朝刊)はこう伝えています。


『NPO代表理事で、禎子さんの兄雅弘さんが10年5月に渡米した際、ダニエルさんとニューヨークで会談。ダニエルさんは「良心の呵責(かしゃく)に耐えきれず、荒れた時期もあった」と語った。雅弘さんが禎子さんの短い生涯を説明すると、「広島に行くと決心した」と答えたという。

 ダニエルさんは8月2日に来日し、3日に東大である被爆者との座談会に出席予定。松井一実広島市長を表敬訪問し、9日の長崎市の式典にも参列する。「被爆者の方や遺族の方に罵倒されようとも覚悟をして行きたい」と話しているという。

 雅弘さんは「被爆者の現在をつぶさに見たいというのがダニエルさんの思い。贖罪(しょくざい)を討論するためではない」と説明している。

ダニエルさんは8月2日に来日し、3日に東大である被爆者との座談会に出席予定。松井一実広島市長を表敬訪問し、9日の長崎市の式典にも参列する。「被爆者の方や遺族の方に罵倒されようとも覚悟をして行きたい」と話しているという。

 雅弘さんは「被爆者の現在をつぶさに見たいというのがダニエルさんの思い。贖罪(しょくざい)を討論するためではない」と説明している。

また、広島、長崎両方の原爆投下にB29の搭乗員として関わったヤコブ・ビーザー元通信士の孫、アリ・メイヤー・ビーザーさん(24)も8月6日に広島を訪れる」【中里顕】

http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-679-9.html
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童話「INORI-祈り−」(綾野まさる作)は、広島平和記念公園の売店でも期間を延長して売られ続けています。



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2011年02月01日

「INORI−いのり−」紅白から今度は世界へ


 

米国の人気バンドMR.BIGってご存じですか?
そのボーカル、エリック・マーティンが、紅白でクミコさんが歌ったINORIを自ら英訳した歌詞でカバー。
アルバムの名前は「MR.VOCALIST BEST」3月23日発売です。

童話「INORI−いのり−」(綾野まさる著)↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-679-9.html

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2011年01月31日

童話INORI−いのり−の感動の声とどく

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クミコさんが紅白で歌った「INORI−いのり−」の秘話、原爆の子のモデルになった禎子さんの物語。童話であるが、77才の女性から感想文が寄せられた。   

「佐々木禎子という名前は、ずっとずっと以前から知ってはいました。が、あの少女が、自分の運命を悟りながら、人間として最も大切な「思いやりの心」を持ち続けていたことを、この本を読んで初めて知り、改めて深い感銘を覚えました。願わくば、世界「核」保有国の為政者が「核」の犠牲者の声に耳を傾けることが、世界平和に最も求められるのでは!
」(広島県 女性 77歳) 

 
このほか、INORIには秋葉忠利広島市長からも、著者の綾野まさる氏宛に礼状をいただいています。 「この著書により、核兵器廃絶と世界恒久平和を願う「ヒロシマの心」がおおおくの人に、特に次代を担う若い世代のみなさんに伝わることを期待いたしております。・・・」(広島市長 秋葉忠利)

 
折り鶴プロジェクトさんの次なる夢は、日本だけでなくINORIの歌を世界中に広げることのようです。成功を祈ります。

 
INORI-いのり−」(綾野まさる著)↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-679-9.html

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2011年01月20日

INORIのユーチューブ動画見つけました!



編集担当者からのニュースですが、昨年NHKの紅白で初出場の歌手クミコ歌った「INORI−いのり−」。

その後もいろいろ大きな反響を呼んでいるようです。

ぼくもINORI PROJECTのツイッターをフォローしていますのでわかります。ユーチューブで動画↓「佐々木禎子の物語」が配信されているようなので、さっそく見ました。
泣けますね。続けてクミコさんの心のこもった歌をききました。早くも花粉症状態になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=a-PTFkfumvY

昨日の毎日新聞、書評欄(ブックウォッチング)にハート出版の「INORI- いのり−」も紹介されていました。

「INORI−いのり}綾野まさる著↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-679-9.html

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2010年12月07日

ハート出版社長絵日記274−紅白で唄うINORIの秘話?!

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こんばんわ、ハート出版社長の日高裕明です。

昨日、12月中旬刊の見本ができあがりました。前にも紹介しました「INORI−いのり−」です。本日はそのお話を。

先ほど、著者の綾野まさるさんから電話がかかってきました。「いいカバーで、うれしいです」とい電話でした。そのカバーとは彩雲(さいうん)の画像で、たしか今年の7月ごろ、各地で見られ新聞にも載るほど話題になっていました。

編集担当者のアイデアで決まりました。雲が太陽の近くを通るときに見られる現象で、瑞雲(ずいうん)とかも呼ばれ、何かよいことが起こる前兆ともいわれ、縁起のいいものです。


やっぱりそうだったのか?本のタイトルと同じ歌が、今年のNHK紅白で歌手のクミコさんによって歌われる のですから。

このお話は、広島に落とされた原爆のため、わずか12才の少女が白血病で天国へ旅立ちます。1955年、昭和30年のことです。この悲しい物語が少女のお兄さん(佐々木雅弘)から、そしてその息子の祐滋さんに受け継がれ、作詞作曲され歌になります。

そしてあるとき、「この歌を身内だけで歌うのではなく多くの人につたえたい」そんな思いがシャンソン歌手のクミコさんに歌ってもらいたいと思うようになりました。しかし、最初は「とてもおこがましい」と断られそうです。でも、祐滋さんはあきらめません。やがてその思いが伝わりクミコさんの心を動かし「わたしでよければ・・・」と歌うようになります。

なぜそこまで、熱心に伝えたくなるか、今日電車の中で、そのくだりを読みながらわかりました。旅たつ少女禎子のとてつもない優しさです。最後まで自分ことより家族の貧しさを心配したことなど、深い思いやりです。このことを少女の家族、そして作家の綾野さんは伝えたかったのでしょう。

この禎子ものがたりは、いまや世界中で知られています。雅弘さんがウイーンで講演したとき、 「原爆はどこの国が落としたんですか?」という質問がありました。そのとき雅弘さんは「もう長い時間が経ったので、神様はお互いの心を洗い流してくださったので、その国の名を忘れました」と応えたそうです。

「憎しみからは憎しみの心しかうまれない」、憎しむ前に、理解し合う心、これが大切だと。いたいけな少女の思いやりの心が、INORIの心髄のような気がします。たましいをのせて唄うというクミコさんの歌、聴く人にどのようにつたわっていくのか、今年の紅白が楽しみです。



「INORI−いのり−」(綾野まさる作)↓12月中発売
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-679-9.html

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2010年11月24日

ハート出版社長絵日記265−INORI歌うクミコさん紅白決定!

紅白出場のクミコさんも推薦の童話INORI.jpg

こんばんわ。ハート出版社長の日高裕明です。きょうは紅白の話題です。 
  

スポーツ紙の「報知新聞」を読んだ芸能ネタに詳しい当社スタッフによると、今年のNHK紅白歌合戦に、「トイレの神様」の植村花菜が決定したそうな。あの上海万博で中国人も涙した話題の歌ですね。

それとは別に、同じく初出場でちょっと地味だが、じくり聴かせる歌を歌うクミコも内定した。こちらは{INORI〜祈り」を歌う。広島の原爆でなくなった少女の思いをつづった歌。今年USEN演歌リクエストで4回も1位を獲得したヒット曲だ。

前にも紹介したが当社からも同じく「INORI」という「タイトルで大人も子どもと一緒に読める童話が出ます。クミコは「徹子の部屋」にも登場、黒柳徹子さんが涙まじりに紹介していた のを思い出します。

http://douyou1001.seesaa.net/article/153342289.html

童話の著者は綾野まさる氏。ロングセラーになっている「いのちのあさがお」「いのちの作文」(いずれも当社刊)など、子どもたちが病気と闘って生きる家族の童話を当社から出しています。12月中旬発売予定です。

「いのちのあさがお」↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN4-89295-210-9.html

「いのちの作文」↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN4-89295-527-2.html


※  ※ ※

紅白の次は、顔面蒼白≠ノなるような話。

昨日、夕方家に電話すると「なにしてんの!大変よ」といきなり家人の声。また、犬のシーサーが脱走かかとおもったが、たしかに大変なことが起こっていた。「北朝鮮が韓国を砲撃してるよ!さっきからTVはこの話題でもちっきりよ」という。

え、まさか一瞬、朝鮮動乱(1960年)の再来、そんなわけはと思った。周りを見ると、ぼくがそのとき歩いていた所沢のプロペ通りはいつもと変わりなく老若男女でごったがえし、平和そのもだ。

北朝鮮は恐ろしい国・・・日本人をたくさん拉致して返さない国」どうしてそんな国の学校に授業料を援助をしなけりゃいけないのか、ブツブツ思いながら家路についた。

政府の発表は今回の砲撃に「許し難い行為」「朝鮮学校授業料の援助は停止」当然だが、ほんのちょっぴり安心した。中国漁船事件にも、さっさとビデオを公開し、毅然としっかり対応しておれば、支持率も上がり、こんな状況にはなっていなかっただろうに・・・。
 
 
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2010年11月01日

ハート出版社長絵日記253−ドコモで折り鶴?

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先週末、故障した携帯がなおってきたので、ドコモショップに行ったときのもう一つの余談。前のデータの写しなど、ソファに座って待っていると、目の前のテーブルに、1冊の冊子がおいてある。何だろうと、手を伸ばすと、中身は色とりどりの色紙が100枚ぐらい束になったものだった。

ふと、折り鶴を追ってみようと思った。たくさんの紙の中から白い紙を選んで、いざ折ろうとしたが、やり方はすっかり忘れている。でも、だいじょうぶ、すぐそばに折り鶴の折り方が書いてある。なぜだろう? 折り紙といえば折り鶴というぐらい有名なのか?いやいや、それより紙ヒコーキの方が簡単じゃないか?
何か、ドコモのキャンペーン? それともお客さんが待合いでイライラしないため。折り鶴を一生懸命折っていると、心が優しくなり、長時間待っていることをわすれるとか?私のぶっとい指で小さな紙を折るとぐしゃぐしゃになった。ま、しかし1枚折れた。

今度は、もっとうまく折ろう、もう1枚。今度はピンクの紙を選んだ。途中で、「お待たせしました、出来ました」スタッフが奥から出てきた。「ちょっと待って、いいところだから」ちょっと待たせて2枚目の折鶴が完成していた。スタッフは、お客さんのやることやからしかたない「どうぞどうぞ」と笑っていたが、へんな親父と思ったことだろう。

ぼくが折り鶴を折ってみようと思ったのはわけがある。社にもどって、その紅白の折り鶴を絵日記に載せようと写真を取っていた。すると編集担当から、くしくも折り鶴にからんだ童話について、タイトル、装丁どうしますか?という打診があった。

年末、出版予定の童話に「おりづるのいのり(仮題)」がある。当社から過去にロングセラーとなっている「いのちのあさがお」や「いのちの作文」を書いた綾野まさる氏の書き下ろしだ。

「特攻」とある意味で同じ、前の大戦の末期に起きた悲惨な出来事である。かけっこが得意の元気な小学生の女の子が、突然「白血病」を発症した。広島で原爆を受けた少女の名は佐々木禎子さん。広島の平和公園にある「原爆の子の像」(昭和31年建立)のモデルである。

世界的にも有名な少女の話であるが、「いのち」をテーマに童話を書き続けている綾野氏。前述の童話、ふりかえってみるといずれも「白血病」だ。悲しいテーマかもしれないがけえして忘れてはいけないお話である。

紅白の折り鶴写真、ぜひ出来映えを見せたいと、ブログにアップしようとチャレンジしたが、何回やってもうまくいかない。やっぱり絵にしたほうがいい、絵日記の神様のお告げか(そんなものいないが?)。時間がなくなった。というわけで、いぜん、書店用チラシのカット用に書いたものを借用します。
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