2015年04月03日

ラーメンの神さま・山岸一雄さん逝く。もう四半世紀も前の話だが、行列が出来る店あの東池袋・大勝軒の思い出



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かの有名なつけ麺・大勝軒社長の訃報を聞いた。


弊社がまだサンシャイン文化会館の上(8F)にあった頃。東池袋周辺は今とはぜんぜん違う。


いまは再開発がすすみ図書館、NTT、何何ビル・・・と高層建築がならぶ整然とした町並み。


だがその頃、平成が始まったばかりの頃かな。


サンシャイン文化会館から東池袋へ向かう道は、ごっちゃごっちゃ。


すぐ何かおまけしてくれる親切なおばちゃんの駄菓子屋さんがあったりなど昭和の名残がぷんぷん・・・その中にいつも長い長い行列を作る店があった。


店にはいるまで30分、1時間もかかる。


大勝軒だ。


「たかがラーメン屋さんごとき、並んでまで・・・」


といつも素通りしていたが、あるどしゃぶりの日にふと、「きょうならすぐはいれるかも」と思ったのがあさはか。


傘を差しても吹き込む雨にズボンの裾を濡らしながらも長蛇の列。


こうなるとますますマボロシの味にたどり着きたくなった。


ある夕、店が閉まる寸前、あと2,3人だ。シメシメと思い駆け込んだ。


そのとき「、お客さん、もう看板ですよ」と奥から男の声が聞こえてきた。


その時「すみません、遠くから来たんです」といった。


食い意地がはっていたぼくのことだ。


とっさの口から出まかせで「北海道からたべにきました」と絵に描いたようなウソをいったかも知れない。


どんぶりを受け渡す小さな窓口から、いまじゃトレードマーク?山岸一雄さんの、あの福顔が見えた。


「じゃあどうぞ、今度は早く来てくださいね」にこにこというより、ちょっぴりおっかない職人口調。


そういう客が多いんだよとはいわなかったがしょうがねえな、ま、はいれ・・・というおこったような顔だった。


そのころ並が380円?だっが、量が半端じゃない。量と安さ、そしてちょっと甘口のたれ。


ぎっしり入っても20人ぐらい?


店の面にある洗濯機。時々奥さん?がそこで店の布巾など洗い物をしている。


その上にどんぶりを置いて食べている人もいた。


旨ければ、恰好はどうでもいい。


外で立ったまま食べる中年のオッサンもいる、という賑わいだった。



弊社が平成5年に池袋駅の西側、現在地(池袋三丁目)に引っ越すまで、何度か難関≠フ店ののれんをくぐったが、いまでは山岸チルドレン≠ェ営むチェーン店があちこちに。


スーパーにはつけ麺の商品まである。


余談だが、家族連れでいったとき、家内も家内の姉も、幼い息子もみんな食べきれず、3人の残りまで平らげた思い出も。こうして大食漢の汚名を着せられることになった。


そういえば店主が身体をこわして長く店を閉めているときもあった。


ラーメンは鶏ガラ豚ガラ人ガラだそうだ。


一世を風靡した山岸さん、身体をはった美味しいラーメン有り難うございました。合掌。

山岸さんの訃報を伝える夕刊紙(フジ)
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posted by ラクーンドッグ at 15:16 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2013年11月21日

池袋に、驚くほど有機野菜たっぷりのランチがありました。



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きょうはひさびさ食の話題。

健康増進のため、大きな皿に山盛りの野菜を食べるよう心がけている。

ま、家ならともかく、外食ではなかなかそうはいかない。

サラダ付きのランチといっても、申しわけ程度。

ところがある日おどろくほど大盛り野菜のランチに遭遇してしまった!

池袋・芸術会館の近くにあるAZURというお店。アジュールと読むようだ。

夜はダイニングバー。そちらがメインらしい。

初めて訪れたときは○○カレーを注文。○○の部分忘れた。

すると横長の大きな皿カレーと野菜が半分ずつのピラミッドのようなカレーが出てきた。

大食に慣れていた頃は大喜びだがこれじゃあリバウンドまちがいなし。

半端じゃない野菜の多さは嬉しい。ウサギや馬さんのようにムシャムシャ野菜を平らげてからカレーに。

2度目に行ったときは、メンチとかクリームコロッケとか○○の部分はやめにしてカレーだけにした。

これでも凄いボリュームだ。隣に座った70歳過ぎた小柄な老人は、初体験だったようで、カレーが出てきて思わずウエーと悲鳴≠発した(笑)。

が、しっかりと平らげ満足の顔をしていた。

野菜といっても千葉県から直送の有機野菜。

とにかくシャキシャキの歯ざわり。みずみずしい。種類も黄色いもの、赤いものと色とりどり豊富。

どうも、日によってまた人によって量も野菜の種類も違うようだ?3回しか行っていないので何ともいえないが。体格を見て?

お値段も安い。有機野菜たっぷりカレーまたはナポリタンが600円から。上に何かを載せると100円、200円と高くなる。

味噌汁もついている。デザート+ドリンクもプラス100円。女性客もいるのはリーズナブルで美味しい証拠

草食系(動物)になりたい人は必見!

詳しくはhttp://www.azur-jp.com/index1.html




 
posted by ラクーンドッグ at 17:52 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2013年02月13日

こんなところにお店が? きょうは池袋・要町の隠れ家的お店カフェ・ソラーレCaff'e Solare を紹介します。弊社の近くです。



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こんばんは。ハート出版の日高です。


ツイッターでフォローしてみたら、なんと、弊社の近く。隣の隣の隣のCaff'e Solareカフェーソラーレの お嬢さんでした。


お嬢さんには直接お会いしたことはないんですが、愛想のいいマスターとは、朝などときどき顔合わせ、互いに挨拶をかわします。

弊社の立地は通称・乱歩通りから一本奥に入ったところ。光文社ビルの大看板がボクのオフィスから間近に見えますが住宅街のド真ん中。

その閑静な住宅街にあるのがカフェーソラーレという不思議なお店。なんでこんなところに、気になるので何年か前入ってしまった。普通の家の門構え、はいってもすぐ玄関はなく、よく手入れの行き届いた石畳が続いたすえにたどりつく。

靴を脱いで上がると、広々とした空間にカウンター席、テーブル席がある、ご自宅を改造してつくった、なかなかおしゃれな雰囲気のお店。さらに奥には座布団で座れるお部屋もあります。

お昼のランチは一種類でたしか鶏肉のハンバーグと雑穀のご飯とお汁。ちがったかな?多分そうだと思います。いつ行ってももだいたい同じメニューです。ぼくが行ったときたまたまそうだったのか?食後は、ちょっとしたスイートのデザートと飲み物はコーヒーか紅茶。

いい食材を使っているのが分かります。その他、おやあ、なるほど・・・と感じさせてくれる、いろいろと細かな気配りがうれしいと思います。

最近多くなったチェーン店では味わえない味と雰囲気、通≠ェかよう隠れ家的なお店ですね。

聞かなくてもマスターが好きで好きで始めた夢実現のお店だと思います。体操金メダルの森末さん似のマスターのニコニコ顔にそう書いてあります。優しそうな奥様が心づくしの食事を運んでくれます。

最近、若者に人気があるという作家の本のタイトルにあったが、奥の奥の池袋の奥≠ノある奥の深いお店です。


豊島区池袋3−9−2 電話03−3982−5968 ランチタイム11:30-14:00 カフェタイム15:00−19:00 定休日は日、月曜日だそうです。

posted by ラクーンドッグ at 17:41 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2012年09月14日

「どこへ行く?」わが街の蕎麦屋さん〜w。ある蕎麦屋さんが残した閉店の台詞。




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こんばんは。ハート出版の日高です。

真夏日が続くので、このところお昼に食事に出るのを控えていました。たまたま久しぶりそば屋の前に立ったらこんな貼り紙が・・・。

「お客様へ

そば処 伊那は本日をもって

閉店いたします

イチローが新天地を求めて

移籍したように、私も新天地を求め、

さすらいます。

永い間ご愛顧いただき、

誠に有難うございました。

では、さらば!!


店主」


そば好きの僕にとってここは、さっと食べれてよかったのに。お昼時そば屋に行くと混んでいて相席が多くゆっくりできない。あまり時間過ぎていくと「準備中」に。そんなとき「そば処 伊那」さんは、休み時間なく、すぐ座れる。

駅前によくある立ち食いそば屋さんのようにザルでちょっとお湯を通す方式でなく、いちいち蕎麦を大きな釜で泳がしてゆでる。なので美味しい。

お代は高くないが、それの方がいいそばができる。面倒くさい方法でやっていた。

主人の働きぶりがいい、朝7時から夕方6時まで働き通し。とにかく一生懸命手早く作ってくれる。

例えば客は僕ひとりでも、とにかく動作が速い。そんなに急がなくても〜と思うが・・・性格なんでしょう。いや、お客のことを思っているのでしょう。お客を待たせないように早い、明るい。元気がいい。それなのに・・・。

もっと行けばよかったなあ・・・。なじみの店が消えるといつもそう思う。僕ひとりぐらい行ってもしょうがないのだが・・・。

posted by ラクーンドッグ at 16:05 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2012年06月18日

ボリューム満点のパスタ店が西池袋にオープン。さっそく行ってみました。

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こんばんは。ハート出版の日高です。

朝から薄曇り、昼から雨にならず陽がさしてきましたが、ちょっと蒸し暑い1日ですね。


豊島税務署に用事があり出かけ、その後かえりに本日オープンのパスタ専門店{葉スタ家」に出くわした。ちょうどお昼なので入ってみる。


以前は海鮮どんぶりなどを売っていたお店だった(お隣が定食屋さん「フクラ家」の隣)。カウンター席が30席ぐらい。黒いワイシャツ、グリーンのエプロン姿の店員がみんなテンテコ舞い。開店にありがちな活気のあるういういしい光景だ。


青菜とほたてのペペロンチーノを頼んでみた。あとで思った。大盛りにしなくてよかったと。メニューをよく見ると並盛りでも350グラム(500円)、大盛りはなんと500グラム(680円)と書いてある。


お客はいちように量の多さに驚いている。トマトが美味しいわ、というおばさんのおしゃべりも聞こえる・・・。壁を眺めると、トマト畑で豊作のカゴを前に、昔≠フ乙女たちがにっこりほほえむ大きな写真。


なになに、「埼玉県比企郡滑川町うんぬん」とある。どうやら「農業生産法人」の直営店らしい。なるほどそれでトマトが自慢なのかも。どうりで写真に映っている女性達も農夫というより社員なのかも?


で、ペペロンチーノの味は?というと、まずまず申し分ない。さっぱりしていて、ホタテもやわらかくて美味しかった。


池袋でスパゲッティといえば「ギオットーネ GHIOTTONE」 や、「イタリアの下町食堂」などなど・・・けっこうあちこち行きましたが、どこもそんなに高くはないが、ここはカウンターで気軽に食べられる。


ボリュームがあってとびっきり、やすい!というのが、(わが社の食べ盛りの社員にとって)これはニュースかも。

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posted by ラクーンドッグ at 18:08 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2011年11月01日

要町の讃岐うどん屋河野さんで、ひょんなことから、さいたままんぞう作「原発アウト」の歌を聴きました。

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こんばんは。ハート出版の日高です。

本日は夏日。健康のため一駅早く降りて会社まで15分ぐらい歩いている。我慢できなくなり上着を腕に、ワイシャツ姿で出社しました。朝会でそろった社員を見ると、全員ワイシャツ姿。ボクだけがあついわけではなかった。


お昼よく行く讃岐うどん屋・河野さんで。欧米人らしき中年男女4人組がやってきた。背中にパックを背負ったご旅行の最中?調理場のマスターが急に困った顔をし出した。

外人の一人が、メニューを指さした。カレーうどんだ。あいにく、「品切れ」の短冊が貼ってあるが、読めるはずもない。マスターは「ストップ!」とか言っているがいっこうに通じない。

ボクの発音で通じるわけないのだが、ここは人助け「ソールドアウト(品切れ)」といいながら、指で×印をしたら。4人組、「オーッ」と通じたようで、にっこり。違うメニュー「わかめうどん」を一斉に注文しだした。

ボクの発音でなく、指で×印を出したボディラングエッジが通じたかもしれないがよかった−っ。胸をなで下ろす。


後日、店に行くと、マスタ−。あのときは、いやあ、助かったと、頼みもしないトッピング120円の天ぷらをボクが注文したうどんの上にのせた。
「通訳料?」というとニッコリ。ボクが席について食べていると、こんどは、お礼にと音楽を聴かせますと、かってにCDプレーヤーをかける。

ドリフが歌う「○○音頭」のような曲が流れてきた。???


歌の文句は「原発反対」を言っているようだ。マスターが貼り紙を刺す。野球帽かぶった見知らぬオッサンが野球の審判のように腕をかざしてアウトと言っている。

「原発アウト」という新曲のようでで、なんとそれを歌っているオッサンとは、失礼しました!「さいた まんぞう」さんでした。へー、こんな歌を。

ご同輩なら、おなじみのあのメロディー「なぜか埼玉」を歌うご仁である。ここのマスターと同級生で、30年来のおつきあいという。

youtubeなどでも聴けるようです。



で、この店の味について。

讃岐うどんといえば、さいきんはあちこちにチェーン店がある。値段は安いが、ぼくとしては味のほうがしっくりこない店が多い。


この店河野さんの自慢は伊吹島のいりこだし。いりこだしをつかった天ぷらも、ちょっと歯ごたえがあってななかなかいけます。


すぐできて、すぐ食べれる。ゆでたてのうどんは好みの味。値段もリーズナブル。ボクはちょくちょくこの店に通っています。

要町交差点から池袋方面に戻る。光文社ビルの斜め向かい。


立教大生は50円引き。親から仕送り受けている学生さんから高い金は取れないんですよとマスターは言う。顔に似合わず優しいんだよこれが。


posted by ラクーンドッグ at 16:41 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2011年10月26日

要町でおいしいカレー屋さんは?

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こんばんは。ハート出版の日高です。

本日は寒くもなく、あつくもなくいい日よりでした。わが社の資源エネルギー長官≠フ報告によると、今月も昨年比節電−25.2%達成との報告あり。現在は節電の要請がないので、「少し、点灯する室内灯増やす」そうである。冬の節電対策までということになりそうだが・・・

本日、昼前に○○信金さん来社。「社長のブログみていますよ、お食事あちこち行かれてますねえ」とニヤニヤ。お昼どこの店に行くかの話題になる。カレーが好きだという。

カレーなら会社のすぐ近く、あの立教生(たまに当社スタッフも)がいつも並んでいる「16」というラーメン屋さんのお隣「かえる食堂」(光文社ビルの角を曲がってすぐ)がおいしいよと教える。

最近、人気があって昼時はいっぱい。カウンター席がすぐ埋まってしまう。何風といったらよいのかわからないが、寡黙なスキンカットのマスターとよく気がつく奥さんが接客する感じのいい店だ。

ぼくは野菜と骨付きチキンのミックスカレーを注文する。よく煮込んだ季節の野菜がふんだんに入っている。目の前で作ってくれるので、合間にマスターからカレーのうんちくや味のこだわりなども聞ける。

一度紹介すると、みんなおいしいといってくれる。「池袋に来るたびこの店に行く」という人もいる。こだわりの味に、はまってしまうようだ。



で、信金さんがおしえてくれたカレー店は要町交差点から千川のほうに向かって100メートル先。インド&ネパール料理の「サティヤ」。テーブル20席ぐらいのこじんまりしたお店。

ワンコイン(500円)ランチはカレーとナンのセット。ぼくはAランチ(750円)を試しててみた。お好きなカレー1種とナンおよびサラダ&ドリンク。


ぼくはカレーはベジタブルで辛口を選んだが、お味のほうは、なんとなく甘みがあり辛さを感じなかった。次は激辛にしたいなあ。バターがたっぷりはいっているせい?


信金マン、ちょっと遠いがバイクなので立ち寄るわけは?


ナ〜ンデカ?・・・ナンがでかい!わけではない。インド人いやネパール人?の愛想がいいからでもないようだ。きっと味が「ミトチョ」(おいしい・・・ネパール語?)だからだろう。

信金の○○さん、ありがとう。金利の高い預金おしえてくれない分、またいい店おしえてくださいね。



本日の 秋空の雲 ナンに見ゆ





posted by ラクーンドッグ at 17:05 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2011年10月14日

行きつけの蕎麦屋の前にできた「行きたい」でも「行くのはうしろめたい」おしゃれなラーメン屋の名前はアンダーグラウンドラーメン!?

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なぬっ?! 「アンダーグラウンドラーメン」怪しげな響きのポスターがはってありました。


こんばんは。ハート出版の日高です。

池袋の地下街ですが、数ヶ月前オープンしたラーメン店。気になる名前なので、後学のために(理由はいらないとおもうが)チェックしてみたくなった。


池袋東武ホープセンターの中にあった。が、しかし、その向かいの店になじみの「蕎麦屋文右衛門」がある。そば好きのぼくはここの主人(社長)に顔を覚えられている。


ここは重ね合鴨が最高。ぼくは重ねそばをひいきにしている。そんなことはどうでもいい。主人と顔が合うと丁寧に挨拶され、たまーにサービスもいただく。

なので、まずい浮気≠ェばれると。3回試みたが、気の弱いぼくは、その都度ラーメンを諦めて、文右衛門のいつもの重ねそばを食べた。がある日、主人がこない時間帯をねらって思い切って、アンダーグラウンドラーメンに入ってみた。

店のインテリアは、普通のラーメン屋とはかわって、ショットバーのようでもある。ブラックを基調とし、壁面はミラーに。室内が広く見える。



一人なのでカウンターに案内される。あまりきょろきょろできないので、・・・こっそり見る。客はスーツを着たOLに、若いサラリーマンが多い。


OLは首から紙のエプロンですました顔で食べている。高級ステーキ店じゃあるまいし・・・とも思うが、まあどうでもいい。



で、肝心なお味のほうは――、ぼくが食べたのは辛つけ麺。けっこう辛いものが平気なぼくには、たいしてからくなかったが、濃厚な味はなかなかおいしかった。だしは煮干しや荒削りなのでどろどろ、ざらざらしているが、豚の脂じゃないので後味は意外とさっぱり。

白い器、黄色い輝きのある極太麺。店もシンプルなデザインでおしゃれだが、麺の形、色にも神経使っている。なかなかのアイデアだなと思った。息子が使っているiMacのノートパソコンのようなイメージ。iMac関心ない向きにゃあ???であるが。

カウンターにあったパンフラットを見ると、この店の本当の名前は「頑者」??? ガンジャと読むらしい。川越に本店がある人気店のようだ。


いまや池袋はラーメンもメッカ。全国からきた料理人が腕を競うところ。味が一番だが、近くにエチカやエソラなどおしゃれなお店たくさんある。これぐらい意外性のあるネーミングまたおしゃれなインテリアでないと生き残れないかも?

「非合法な」「サブカル」な名前であるが、地下街だからこの名前がついた。考ええようには安直。ま、でも全部、英語にしてあるところがおもしろい。ぼくのような物好きが引っかかるわけだ。

また食べたくなる味だが、ぼくの場合、行きつけの蕎麦屋の前にあるラーメン店、どこかうしろめたい、ちょっと入りにくいアンダーグラウンドなところなのである。


posted by ラクーンドッグ at 15:54 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2011年07月28日

この時期、故郷・宮崎の冷や汁がなつかしく、時々「やよい軒」の「とり南蛮天と冷や汁」食べに行きます。

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こんばんは。ハート出版の日高です。

台風が東日本をさけてくれたり、曇り日がつづいているお陰で、助かります。何か天の神さま計らいでしょうか?

暑いときといえば、ぼくのふるさと・宮崎では冷や汁を食べますね。麦ご飯にかけて食べると美味しいんですよ、これが。

故郷を離れて、なかなか食べる機会が少なくなりましたが、ときどき似たようなものを食べることがあります。

たとえば、冷や汁ラーメン(うどん)とか、冷や汁つけ麺、それの「とり南蛮天と冷や汁定食」とか。最後に書いた定食が池袋や要町の「やよい軒」でも夏季限定でやっているので時々行きます。

とり天がついていますのでちょっとカロリーオーバーが心配ですが、オフクロのなつかしい味を思い出すことができます。

埼玉県や山形県にも似たような料理があるようです。

宮崎県でも地域によっていろいろ作り方が違うようです。ちょっと安直ですがWikipediaにありましたので引用します。


{作り方」

すり鉢にいりこもしくは焼いてほぐした鯵などの魚と、炒った胡麻と麦みそを入れ、すりこぎでする。

よく混ざったらすり鉢の内側に薄く伸ばし、直火で軽く焦げ目が付くまで香ばしく焼く。

すりこぎですり混ぜながら、冷たくした出汁を注ぎ入れてのばす。仕上げに手でほぐした豆腐、輪切りの胡瓜、千切りの紫蘇、茗荷などを混ぜて良く冷やす。

冷えた汁を温かい飯・麦飯にかけて食べる。

世の中大変な時に、きょうは、食い気の話題でスミマセン。


posted by ラクーンドッグ at 18:27 | Comment(2) | ・池袋・要町昼めし晩めし

2011年06月14日

「なぜ蕎麦にラー油をいれるのか?」うまい!?

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「なぜ蕎麦にラー油をいれるのか?」

といったへんてこな看板を見つけた。気になって、用事を済ましたあと、モノは試し。ちょうど昼時だったので入ってみた。

ラーメンではなく日本蕎麦。

麺の上には細かく切った海苔が気前よくたくさん載っている。

蕎麦つゆではなくつけ麺形式なので、おちょこでなくつけ麺用のお椀をのぞくと、赤みがかったつゆに炒りゴマがたくさん浮かんでいる。

ぼくは鶏ソバというのを選んだので、おいそうなよく煮こんだ具の鶏肉が入っている。


ロサ会のちかくにある蕎麦屋さんも似たようなラーメン屋のノリのお店があるが、ぼくはそこでは蕎麦つゆは、いつも普通の蕎麦つゆを選ぶ。しかしここでは、ラー油入りのつゆしかない。

大丈夫か、と思ったが、意外やいける。たしかにラー油が合っている。

当社のB級グルメ通のために描いておく。マルイ百貨店を法務局の方に曲がる。ちょっとあるが右側に黄色い看板が見つかるはず。店の名前は「壬生」。

まず看板で勝負。


「なんやろ、へんな文句やなあ」店をのぞくと、結構にぎわっている。「モノは試し、いっぺんはいったろうか」食べてみて、これが、結構いける。タマゴや天かすはタダ、最後にそば湯を飲める。そこで「ブログにかかんといかんな」と思わせる。


ウマイ!(美味い 巧い どっち? どっっちも)

なんかヒットする本の企画とよく似ているなあ。




posted by ラクーンドッグ at 18:27 | Comment(0) | ・池袋・要町昼めし晩めし