敬老の日――。
(この日記9/15に書きました)
報道によると4人に1人が65歳以上。
8人に1人が75歳以上だそうだ。
僕も65歳、ひょっとしたら敬老される側かと、住んでいるマンションの掲示板を見ると、敬老会の案内があった。
目をこらして見ると、対象者は75歳以上。まだ10歳も早い。
がっかりしたわけではないが、時代を考えると当然のこと(笑)
老兵はなかなか消えない・・・
会社のほうは、後継者にまかせて、とも思うのだが、僕だけでなく世の中どうもそのようになっていないようだ。
帝国データバンクによると、毎年会社を継承する年齢も伸びている。
70、75歳でも社長を続けている会社が増えている傾向にある。
背景には、景気の低迷や少子化が原因にあるという。
ただ、同データによると、経営者が70歳を過ぎると会社の業績もかんばしくないと数字が示している。
老兵は消え去るのみと行きたいところだがなかなか簡単にいかない。
弊社が属する業界は、「景気天気予報」によると、7段階の中で最悪の「雷雨状態」。出版社だけでなく、居酒屋とか電力会社なども含まれる。
一方、「快晴」状態にあるのは自動車製造業界。
最近、九州から従兄弟の家族がやってきた。
長年あっていない高齢の親父(従兄弟から見ると叔父)の顔が見たいと・・・。
食事を囲みながら聞いてみる。
従兄弟は快晴状態の、しかもトップクラス自動車のディーラーの店長さん。
好景気でいいねというと、
「そら製造会社の話じゃが、販売会社はそのおこぼれにあずからないとよ」
という。
円安の影響で確かに輸出は伸びたが、それは製造会社の話。
販売会社は別会社。
製造会社から車を買って売る。
ところが売られる側は相変わらず財布のヒモがかたい。
少子化傾向にくわえ、バブル崩壊後に育った今の若者は、節約になれており、高額な車は欲しくない。
恐るべし、ぼけても知恵がある?
話がそれた。敬老の話なので親父の話に。
親父は今年の3月に百歳の誕生日を迎えた。なにか急速にボケが進んだように感じる。
物をよくなくす。
毎日同居している姉は宝物探し≠ノ付き合わされる。
従兄弟が訪ねてくる一週間前には補聴器をなくした。
毎日探すが出てこない。
親戚がわざわざ九州から訪ねてくる。
補聴器なしでは対応できない。
「耳がほしい」という親父を連れて、補聴器センターに新しいもの買いに行くことになった。
出来上がるのは一週間先だが、その間代わりのものを貸してくれる。
あたらしい物は耳にすっぽり収まるタイプ。
そういえば耳掛け式は具合がわるいと日ごろ文句を言っていた。
でも、本当にぼけているのか?と思いたくなることがある。
たしかにぼけていて、要介護2にでもある。
しかし、従兄弟が帰ったあと、家じゅうくまなくさがしでてこなかった、なくなったはずの補聴器がちゃんと、いつももの引き出しにはいっていた。
姉が見つけた。
姉は落ち込んだ。ン十万円も買い物。
「どこから出てきたの?」
と聞いても「ワカラン」という。
都合の悪いことは知らんふりする?
ま、こうしてぼけた老人でも、目的を達成、欲しっかった耳穴式の補聴器をゲットした。
おそるべし作戦ではないか。
大正3年五黄の寅はしぶとい、ただぼけてはいない。
百歳長寿の秘訣、姉の一言
その親父を連れて前日(14日)はクリニックに。
お尻につけるクリームを投薬してもらうために診察に。
医師からいろいろ聞かれるので、「かゆいとか痛いとか」しっかり答えるようにと親父に言い含めておいたが、診察は簡単、ズボンとパンツを下げてお尻を診察。
ああ「だいぶよくなっていますね。
いつもの薬を出しておきます」
問診はなく、ニコニコしながら日が日だけに敬意を表して
「ところで私が聞きたいですが、どうすれば百歳まで生きるんですか?」と。
一転、患者から主役$e父はなにか言いたそうだが慣れいないので答えられない。
日頃からお忙しい気の短い先生に僕が通訳
何も長生きの秘訣になるような答えはできなかったが、頭のいい先生は自分で納得して、
「そうか、ふつうに美味しい物を食べ、酒もほどほど飲んで、生活すれば長生きできるんですね」
とかってに解釈、笑っていた。
たしかに、ハタでみていても、何も参考になるような秘訣はない。
病院から帰ってそのことをいうと、
「自分勝手に生きている、それがいいんじゃない」とは姉の一言。
なるほど、そういうことかもしれない。
運がいいのかもしれない
戦争には3回も召集された。
南京に、満州に、広大な中支の野山を転戦、そしてさいごは本土決戦に備えて、鹿児島の知覧周辺で防御体制を構築している時に終戦。
支那から南の島に配属された将兵は大変な目に会い、多くは生きて帰れなった。
戦後は九州かで紳士服の仕立て屋を営み、大阪でも仕立業、三人の子供を育てるが、妻(僕の母親)が57際の時に先立たれる。
114歳まで生きれば母の2倍生きたことになるが、その数字は現役世界最高齢115歳に近い。
同じ埼玉県在住の男性だ。チャレンジするのか??そいて、短命だった母のカタキを取るか??
天からから与えられた寿命は、ぼけてなくても誰にも「ワカラン」
いずれも日刊帝国データバンクNewSより