2014年01月16日

米国でベストセラーになった脳神経外科医の死後世界訪問記「プルーフ・オブ・ヘブン」(早川書房)は、瀕死にならなくても向こう側を覗き見することができるとヘミシンク技術を紹介している。




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最近「プルーフ・オブ・ヘブン」(早川書房刊)という本を読んだ。


直訳すると「天国の証明」ということになる。


脳神経外科医が見た死後の世界・・・が副題。全米で200万部も売れた本で米国のアマゾンレビューにはすごい数が載っている。


名門ハーバード・メディカル・スクールで長年、脳神経外科医として治療や研究にたずさわってきた医師が、突然、急性の細菌性髄膜炎にかかり7日間、昏睡状態に陥り、まったく大脳皮質が機能していなかった状況下で、脳から独立した意識が非常に深い体験をするというストーリー。


同医師はもちろん、これまで死後世界を否定してきた立場にあり、米国では賛否両論が渦巻いたようだ。


いわゆるこの体験は、レイモンド・ムーディ博士の著者「かいま見た死後の世界」でも示されている臨死体験である。


実は、著者のエベン・アレグザンダー氏はヘミシンクの本山・米国モンロー研究所とも深く関わっている。


著者は、死後世界は著者と同様に瀕死の状態に陥らなくても大丈夫と、「もうひとつの朗報」として、この本のなかでヘミシンクの有用性を説いている。


ロバート−・モンローが開発したヘミシンク技術を使えば、「死に向かう手続きを取らずに、昏睡中に訪れた場所に近いところへ戻るのをかのうにしてくれた」と詳しく紹介している。


同書は京都大学教授のカール・ベッカー氏(宗教学)が「他界の証拠」と題し解説をしている。


教授は、現代の日本人は、臨死体験は知っているが、死後存続は信じていない、という。その理由は、


「キリスト教に対する踏み絵、仏教に対する再三にわたる廃仏毀釈、神道へのGHQの検閲、また新宗教の犯罪事件などによって、『宗教を信じてはならない』という教訓を、過去数世紀にわたり、厳しく教わってきたから」


と、この風潮をつくった歴史的背景を述べている。実に興味深い。


ヘミシンクを開発した
ロバート・モンローについたては、この本が詳しい↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-576-1.html
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posted by ラクーンドッグ at 17:10 | Comment(0) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年02月02日

ロバート・モンロー伝訳者が絵日記読んでました


ヘミシンクを開発した「ロバート・モンロー伝」(ロナルド・ラッセル著=中央アート出版社)の訳者,杉本広道氏が、ぼくの絵日記を楽しみに読んでいただいたようです。

ロバート伝は、さすが大ベテランの翻訳。ちょっと難解なヘミシンク用語なども的確に訳されていたようで読みやすいです。

前半はアメリカンドリームを追う実業家として、後半は意識の世界を旅するとともに、それを一大事業として、展開して行くモンローの旅は、たいへん興味深いものがあります。

晩年のモンローの『人間的な』苦悩も、たいへん参考になりました。いま、ロナルド・ ラッセルの新刊(3月予定)「全脳革命」(坂本政道監訳)を準備中です。こちらの方はモンローが追い求めて来たヘミシンクの「成果」ですが、モンロー伝を読むと、その背景がよくわかります。

絵日記をを紹介していただいた翻訳者のサイト↓
http://plaza.rakuten.co.jp/outbounder007/?func=diary&act=view&d_date=2011-01-20&d_seq=0000&targetdate=201101

posted by ラクーンドッグ at 17:20 | Comment(0) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年01月21日

坂本札幌講演はすべらない=I?



こんばんは。

ハート出版の日高です。

札幌では坂本政道氏の講演が始まっています。

「あなたもバシャールと交信できる」刊行記念講演です。坂本氏のMAS日記によると、坂本氏用心がいいですね、わざわざ滑らない靴を購入して北海道に旅だったようです。
日記にわくわくすると書いていました。

北海道30年ぶりだそうです。それで、札幌で講演会しませんかといったらすぐのってきたのかも(冗談です)。

面白い講演になると思いますよ。

なんでか?というと靴をかったし「すべらない」と思いますよ。

関西弁ですべるというのは面白くないということで、すばらないは面白いということなんだそうです。松本人志説?

てなことでみなさんよい週末を!

posted by ラクーンドッグ at 19:03 | Comment(4) | ・著者ーロバート・モンロー

「モンロー伝」読了。著者ラッセルの次の本は?


「ロバート・モンロー伝」読了しました。

読んで大変よかったと思います。中央アート出版社さんは、いい本出していますね。杉本広道氏の訳も大変わかりやすく読ませていただきました。

心理学や脳科学の専門用語などがたくさんあり、それ自体は門外漢には難解ですが、モンローが探求してきたものがとてもすばらしいものだということがわかりました。

この仕事に就くまでの実業家としてのモンロー、意識の探求者としてのモンロー、ヘミシンク普及に邁進するモンロー、それから老いぼれ不可解な采配をふるうモンロー、すべて面白く読ませていただきました。原題は「THE JOURNEY OF ROBERT MONROE」ちょっとモンローと楽しい旅をしてきたような感じです。

著者のロナルド・ラッセル氏は英国の作家であり、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学などで試験官や講師をつとめ、」現在はグラスゴー大学で「意識状態」に関する講座を担当している学者。

モンロー研の顧問委員会のメンバーであり、モンローに信頼され、長く彼をそばで彼の事業に携わりつつ、モンローを見つめてきた。
最後に、ラッセル氏が編纂した「FOCUSING THE WHOIE BRAIN」という本がある。モンローが開発したヘミシンク技術が世界でどのように活用されているか医学、科学、教育各分野からの現状報告を集めたものだ。

翻訳が昨年じゅうに終了し現在、坂本政道氏が現在訳を細かくチェックしているところ。今春、当社か「全脳革命(仮題)」という書名で出版予定である。乞うご期待。

私もこれからゲラを読ませていただく。そのためにも、このモンロー伝を読むことは大いに役立った気がします。また、つまみぐい≠このブログでお知らせすることになると思います。

posted by ラクーンドッグ at 17:13 | Comment(3) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年01月20日

ロバート・モンローの最期




「ロバート・モンロー伝」440頁まできました。あともう少しで終わりです。

モンローのイメージがこわれかねない、老醜ぶりが描かれていますが、しょうがないですね。最後は、人間赤ちゃんのように帰って行くのですから。
でも、ぼくはきのうも言いましたが、人間味があってかえってモンローが好きになりました。そばにいた人はたまったもんじゃないかもしれませんが。
ぼくは絵が好きです(といっても落書き程度ですが)絵を描くには影の部分を描かないと明るい部分が引き立ちません。伝記も同じことでしょう。
だからといって、モンローの功績が失われるわけではないと思います。前人未踏≠フ非物質世界を探検し、その手法の全世界普及を目指し、プログラム化したわけですから。モンローはヒーローであることは変わりないと思います
もしモンローが今年いきていたら96才。干支はウサギ。1995年3月15日午前9時過ぎ。家族にみとられれこの世を去ります。集中治療室のモニターの波形が止まったあと、三回も呼吸をして驚かせたそうです。体外離脱で、再び肉体に入ろうとしていたかのようにみえた、と書かれています。
世の中に正しく普及するための探検者としてのボブもあるが、この事業を存続させていく経営者としてのボブ。常に採算を考えなきゃいけない。どの意見が正しいのか。判断ミスもつきまとうかもしれない・・・。
苦悩しながらも、迷いながらも最後はいきつくとこに。不動産業を営み経営手腕のあった娘ローリーが父の偉業を受け継ぎ、さらにモンロー研は発展していくことになります。
posted by ラクーンドッグ at 18:51 | Comment(0) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年01月19日

「気まぐれ」だったモンロー、大発見の旅

 
「ロバートモンロー伝」320Pまで。
モンローが第三弾の著書「究極の旅」を書く頃の話。この本、数年前に読んだが、たいへん読みやすく大変興味深い印象が残っている。訳も大変わかりやすく、頭の中が整理されるようによくまとまっていた印象があります。モンローの最後の著書だし、ぜひまた読んでみたいと思います。
この頃、最愛のナンシー夫人が病床に伏す(乳ガン)。モンローは、ヘミシンク普及の事業のかたわら、気が気でない、つらい日々を送る。
あこがれのモンローですが、一緒に仕事をするスタッフはラクじゃなかったようです。「気まぐれもの」という形容がぴったりだったという伝聞をモンロー伝の著者ラッセルは紹介しています。

「実業家のボブ(モンローの愛称)」気さくなボブ」「宇宙人のようなボブ」「妄想狂のボブ」などなど「たくさんボブ」がいたそうです。「朝令暮改」のようなことが頻繁にあったと書いています。ボブに対する悪口ですが、ぼくはかえって親しみを感じます。

当然、外から見ればきれいな富士山も、近づくと岩がゴロゴロしていたり、ごみが落ちていたりと・・・。しかし、ボブが完全無欠、近寄りがたい聖人だったら、ちょっと興ざめです。大変な思いをしたスタッフにはお気の毒ですが・・・。
モンローは1987年11月27日午前3時、三〇年の歳月かけた最後の旅に出発する。といえばハート出版が出来た翌年(なんの関係もないが)。モンローは、「自分は本当の姿は個人であるだけでなく、「すべての〈向こうの自分〉、つまり過去世の全人格からなるからなるクラスター(集団)の一部でもある」 ということを発見する。
なかなか野暮用多く(というか飲み過ぎたり、自己管理が悪く)、読み進めませんが、またつまみぐい≠書きます。
posted by ラクーンドッグ at 18:19 | Comment(1) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年01月18日

モンロー、メタミュージック創作に意欲



人気のラーメン店で順番を待っている間も、頁をめくる。こうすれば時間が気にならない。お陰で、電車の中とあわせて・・・
「ロバート・モンロー伝」278頁まで読みました。

本の中にはあまり出てこないが、ナンシー夫人、南部育ちの貴婦人のような出で立ち、会った人がたちまち魅了される。そんなお方らしい。
いっぽう、モンローのほうは、かつては2枚目のスターだったが、この頃は、けっこうお気楽な格好だったようだ。ハンティングをかぶり、よれよれのシャツ、だぶだぶのズボン。すり切れた靴・・・退職したお偉いさんが、リゾートホテルのラウンジにまよいこんできたような印象だった。


マグカップを片手にホールにあつまったみんなの前に現れる。

「やあ、楽しいかい?」

といった口癖で彼のスピーチが始まる。たわいのない話から犬猫の話や、心理学からあの世の話まで、聴衆を魅了したようだ。たしかに、英語版のゲートウェイをきいているとそんな感じだ。フレンドリーで軽快なおしゃべり。話を聞いているだけでリラックスしてくる。目に浮かぶようだ。
1985年に「魂の体外旅行」が発表される。「体外の旅」につづく二番目の著書だ。(ぼくも読んだが、ぼくのアタマじゃかなり難解だった、凄い信じられないような体験が書いてあり興味深い本だ)大反響を呼びたくさんの人が訪れるようになる。
また音響技術に詳しい人材が参加し、モンローはメタミュージックの開発に力を入れる「インナー・ジャーニー」「スリーピング・スルー・ザ・レイン」などがうまれ、20年以上もトップの座を維持しているそうな。
この音楽の担当者は、ぼくと似たようなことを考えた。モンローの声を聞いているとマーロン・ブランドを思い出す。あるクリスマスのパーティで、パロディー風の「Hプラス」というヘミシンクテープをつくってみんなにきかせた。
あの映画「ゴッド・ファーザー」の声をまねて、うるさいコオロギを撃つ、というギャグだった。モンローは笑いすぎて、急に会場をあとにしたそうだ。担当者はまずいことをしたとあやまろうとしたが、その心配はなかった。

モンローは人前で羽目を外して馬鹿笑いするのを人に見られるのがいやだったそうだ。ボスがげらげら笑っちゃサマにならないか。モンローはこの頃、押しも押されぬも高名な未知の探検者。カリスマだもんね。

posted by ラクーンドッグ at 19:14 | Comment(1) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年01月17日

モンローの夢、悩みつつ伸びてゆく

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こんばんは。
ハート出版の日高裕明です。

「ロバート・モンロー伝」220頁まで読みました。

ヘミシンクで知覚を広げようという人がいま増えています。そういう人にとってこの技術を開発したロバート・モンローはさけて通れないキーパーソン。

そのモンローさん、体外離脱を体験したことから、変性意識の研究に没頭し始める。そのためにそれまでやってきた億万の富を築いてきた事業(ケーブルテレビ会社)も手放していく。

モンロー研の事業もトントン拍子じゃなかったんですね。最初に実験・研究を始めたウイッスルフィールド。そこはすばらしい景観、ナンシー夫人が好んだ白亜の邸宅だった。経済的事情もあり、そこから現在のロバート・マウンテンへ移転する。

800エーカーという広大な土地。モンローは、その未開地の所有者になり、「ニューランド」と呼び、理想郷(研究所だけでなく自給自足のコミュニティ)にしようとしたようですが、思う通りには行かなかったようです。モンローはヘビースモーカーで、食生活などにも無頓着。循環器系の大大手術もします。

しかし、多くの人脈をえて、いまや本業≠ニなった変性意識の研究・開発のほうは、どんどん発展していきます。やがてバイノーラル・ビート理論に出会い、周波数がやや違う音を別々の耳から取り入れると、脳はその差に反応する。モンローはこれを「周波数追従反応」と呼ぶ。ヘミシンクの誕生である。


「死の瞬間」(中公文庫刊)で有名なエリザベス・キューブラー・ロスは、モンロー研に入り浸りになり、「ゴーイングホーム」というヘミシンクCD(当時はテープ)の開発に加わる。それから世界じゅうのへミラーが愛用している「ゲートウエイ」のシリーズも市販されるようになります。


あの有名なマクモニーグルもモンローの名著「体外の旅」を読んで、モンロー研へ尋ねてきます・・・。

つづき、まだまだあります。
 

「体外の旅」(ロバート・モンロー著)↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-576-1.html


「マクモニーグルが語るリモート・ヴューイングの世界」(植田睦子著)↓
http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-566-2.html

posted by ラクーンドッグ at 19:52 | Comment(0) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年01月14日

モンロー伝つづき。経営手腕磨くボブ

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モンロー伝110頁まで読みました。 体外離脱をはじめて体験し、自分は可笑しくなったのかとモンローがどぎまぎしたり、この問題に本格的に取り組みはじめた頃の話です。

 
企業家としての才能も凄い。ラジオ放送局、ケーブルテレビ事業だけでなく石油の採掘、不動産、いろいろなものにチャレンジしていきます。 こういう実業家としての体験が、モンロー研、モンロープロダクツの礎になっているんでしょうか。興味が尽きません。では、また来週。

初めての対外離脱。

本日の絵、空中をモンロウォークするモンローなんちゃって。

「うちのだんな、毎晩ナンシてるのかしら」(ナンシー夫人)
posted by ラクーンドッグ at 18:19 | Comment(0) | ・著者ーロバート・モンロー

2011年01月13日

マリリンでないモンロー伝読んでいます

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ご機嫌いかがですか?
ハート出版の日高裕明です。昨日は、編集会議で時間なくブログお休みしました。

「体外離脱の研究者ロバート・モンロー伝」 (ロナルド・ラッセル著 杉本広道訳)を読み始めました。誰かさんが、「社長ぼっとしてないで感想きかせて」とか何とか言っていたような気がして・・・。

まだ66P、たしか全部で48OP、電車の中だけなのでちょっと時間かかりそうです。この本、当社で刊行も検討しましたが、ヘミシンクについての本でなく、モンローの生涯全般を扱っている本だったので、躊躇しているうちに、中央アート出版社さんが昨年9月発刊されました。

まだ、ヘミシンクのへの字も出て来ない。ただラジオ放送のため、今のメタ・ミュージックにつながる音響技術の開発に取り組んだリしました。飛行機にも関心があり、会社まで作りましたが、友人パイロットの墜落死で断念。ぼくの勝手な考えですが、その夢が飛行機を使わず空を飛ぶことにつながった?のかも。

モンローの幼少から富と名声を得るその途上まで話、知られざる側面が続々出てきます。俳優として、放送作家、監督、企業人として、多彩な顔を持って大活躍しています。大学を留年したり、路上生活を送ったり、ヒット作を出して高給取りになったり、クビになり一夜にして無給になったり、「ジェットコースターのような波瀾万丈」の時代があったんですね。

チャレンジ精神と旺盛な好奇心があったようです。それは女性に対しても、結婚、離婚、同棲、そしてまた結婚。ジャネット、マリアンヌ、メアリー、フランシスと覚えるのにやっとの女性の名前が・・・。

これから読むところ本論≠ネのでが、楽しみです。

当社も風邪引きさん2名。寒いです、みなさん気をつけましょう。


ぼくの部屋から見える池袋の空描きました。むずかしい・・・。

posted by ラクーンドッグ at 16:15 | Comment(1) | ・著者ーロバート・モンロー