2014年02月24日

「竹林はるか遠く」の著者ヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんと同翻訳者・都竹恵子さんにお会いしてきました。




ヨーコさん肖像.jpg


「竹林はるか遠く」の著者・ヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんが九州方面で御用事があり来日されました。


18日に山口県下関市の大学で講演。その様子が朝日新聞の山口版に22日掲載されました。


ちょうどその日、ヨーコさんが翻訳者の都竹恵子氏とご一緒のところをオジャマしてきました。


たくさんの読書の声(読者カード)など本に対する日本での大きな反響をお伝えしました。


ヨーコさんと都竹さんとのお話は・・・


本に登場する姉の好さんのこと、なくなったお母さんのこと、そしてお父さんのこと。


父は満鉄の職員だったのに「731部隊」の軍人だったとまったくありもしない話をでっち上げられ、在米韓国人たちにつるし上げられたこと。


またこれも本には書かれていないが、ご主人のワトキンズさんとのなれそめなどなど・・・話は尽きませんでした。


きょうの絵は昨年、米国でお会いしたとき帰りの飛行機の中、タブレットで描いたヨーコさんの肖像です。


80歳ですが、いまなお全米の小中学校から引っ張りダコ。


子どもたちを前にして引き揚げた体験記を出来るだけわかりやすく語るなか、この物語ができあがったわけです。


アメリカで発売されたのは1986年。


もうご周知の通り全米で大ヒット。


中学校の教材にもなり数々の賞を受賞しています。


日本で刊行されたのは27年目の昨年7月刊。


読者が増え続けています。


そして、たくさんの読者カードが止まりません。最近、弊社に届いたものを紹介します。


ヨーコ記事.jpg

http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-921-9.html
ヨーコ - 1.jpg


竹林はるか遠く(兵庫県 男性 71歳)
小生も3歳に満たない時の空襲の記憶が鮮明にあり、著者が体験された地獄のような傷は決して消え去るものではありません。
後世に伝えていくべき書籍、感動と共感します。


竹林はるか遠く(栃木県 女性 70歳)
読み始めたら目が離れませんでした。2日で読んでしまいました。
あの頃の日本人の余儀なくされた苦労、戦争は人間を変える。争いを望まない民間人がいつも犠牲を強いられる。
この本は政治家達に読んでほしいと思います。
それにしても母親のどんな境遇にあっても学びなさいという姿勢には敬服いたしました。

竹林はるか遠く(大阪府 男性 74歳)
幼い著者が引揚の大変な苦労の中でもたくましく生き抜いたことに感服します。
後世にその経験を伝えるべく、ご苦労の様子、只々立派の言葉に尽きます。
朝鮮系米人、朝鮮本国の官民に負けぬよう頑張って下さい。


竹林はる遠く(兵庫県 男性 66歳)
私が幼少の頃、朝鮮にいた日本人から聞いた話と一緒だったのには驚いた。昨今、日本人が朝鮮人を強制連行したとか慰安婦にしたとかいわれているが、当時の話を想いだしてみると、戦後の作り話がわかる。
仲良く暮らしていた当時がわかる。


竹林はるか遠く(千葉県 男性 76歳)
たんたんと書かれているが、そんな甘い苦労ではなかったと思う。抑えた表現でしたね。
私は同じ8月中に同じ場所に居ましたが、もっと大変でした。国民学校2年生でした。

竹林はるか遠く(千葉県 女性 70歳)
好様はいかがお過ごしでしょうか? 川嶋様と同じ様にご苦労された人々を思い、胸が痛くなりました。
みな戦争の犠牲者です。しかし、その中で懸命に生きた筆舌に尽くしがい生活、またお母様の凛とした尊き女性の強さと美しさ、当時の日本人女性に頭が下がります。


竹林はるか遠く(香川県 男性 80歳)
私も著者と同年輩の昭和8年生まれです。私は昭和19年12月まで、隣町の清津小学校の5年生でしたが、終戦当時は父の転勤で京城に来ていました。
私の同級生も著者と同じように引き揚げには苦労しており、この本を深く考えながら読みました。


竹林はるか遠く(千葉県 男性 68歳)
ベッドの中ですが2日ちょっとで読み上げました。ドキドキハラハラ、怒り、涙、喜びを共に感じました。ゼロ歳で母と姉(1つ違い)と奉天から引き揚げて来ましたが、記憶にありません。
平和を願う気持ちを一層強く思います。


竹林はるか遠く(大阪府 男性 83歳)
続編「My Brother,My Sister,and I」邦訳を期待しています。

竹林はるか遠く(栃木県 男性 73歳)
映画化して世界の国々の人に見てもらいたいですね。


竹林はるか遠く(長崎県 女性 76歳)
私も著者と同じ様な経験をしました。
早く続編の「My Brother,My Sister,and I」を刊行お願いいたします。
お父様はどうなさったのでしょうか?


竹林はるか遠く(大阪府 男性 63歳)
ただ涙が流れた。そして、好さんと淑世さんと、その後の「小っちゃいの」の歴史(?)を知りたい(読みたい)。
私の海外生活は6年半(イギリス)と短いが、相通ずる気持ちがあるように思えてなりません。


竹林はるか遠く(千葉県 女性 66歳)
戦争の残酷さは、何も得る事がないと思っています。戦後生まれで、両親からも細かな事は何も知らされずに育ち、大人になった時、職場にて、満州からやっとの思いで引き揚げて来た方と知り合い、どんなにか大変な思いをされたかを知りました。
66歳になった今、この本に出合い、一気に読んでしまいました。これからの若者達に、こんな悲惨な事には遭わせたくないものです。是非、皆で読んで学習して欲しいと思いました。


竹林はるか遠く(山口県 女性 55歳)
今年91歳になる私の母は平壌に住んでおりました。
戦後、引き揚げる時に、生まれて8ヶ月の兄が亡くなり、現在の北朝鮮の山に葬ったと聞いています。家の墓には爪と毛髪と服だけ入れてあるそうです。
父はソ連に抑留され、母はどんなに心細い想いをして帰ってくれたのか…。言葉につくせないものがあったに違いありません。よくぞ帰ってきてくれましたと、母には感謝しております。
母はいろいろな人の助けがあり、博多へ着いた時の安堵した思いは、この本と同じように思いました。しかし、著者の川嶋さんは幼くて、もっと遠い所から大変なご苦労をされ、帰国後も大変のようで、本当に胸が痛みました。
人としての良識を持って、誇りを持って生きてこられ、人の恩に報いる姿は、子や孫に伝えるべき事だと思います。どうか、お元気でお過ごし下さいませ。
そして、続編も読みたく思っておりますので、日本語訳の本を出版してくださいませ。



◇         ◇       ◇



ヨーコさんとのおはなしのなかで、

ヨーコさんがいた町で、同じ時期に羅南中学生だった清水徹少年の話の聞き揚げ体験記「忘却のための記憶」が弊社から出たことを紹介すると、大変興味を示されました。


「あっこれは、どういう(状況の)絵かすぐわかる」


と表情をくもらせました。


とくにこういった文中のイラストです。

逃亡 - 1.jpg




むしろ1.jpg



http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-970-7.html
970.jpg






 
 
 
 
posted by ラクーンドッグ at 17:48 | Comment(0) | ・おすすめ竹林はるか遠く
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。