2013年10月21日

藤原ていの「流れる星は生きている」を読みました。「竹林はるか遠く」とともに敗戦時の日本人の苦労、平和の尊さを知るための必読書だと思いました。



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「竹林はるか遠く」を読んだ方が、戦後空前のベストセラーになった藤原ていの「流れる星は生きている」いらいの感動というので、休みの間この本を一気に読んでしまいました。

藤原ていは、かってぼくも夢中で愛読した新田次郎の奥様。その息子さんがあの「国家の品格」「日本人の誇り」(ともに読みました)などのベストセラーを出している数学者の藤原正彦氏。

藤原ていさんは、ソ連軍の参戦で満州から北朝鮮を経由して逃亡中、ご主人とも別れ、女ひとりで乳飲み子を背負い、息子二人を連れて脱出をはかる。そのとき3歳だった次男が、いまの藤原正彦氏だそうです。

「竹林はるか遠く」のほうが次女・ヨーコさんの視線で描かれているとすれば、「流れる星」のほうは小さい子供3人を連れての苦難を母親の視線で語っている。


・・・今生きている我々が知らなければいけない先達の苦労、引き揚げがいかにたいへんだったか、ともに多くの日本人が読むべき本だと思いました。

「竹林」は、先週も感動の便りがたくさんとどきました。

竹林はるか遠く(茨城県 女性 69歳)
「過酷なる 引き揚げ記録 秋灯下」、こんな句が出来ましたが、昔読んだ藤原ていさんの『流れる星は生きている』の小説を思い出しました。
その時は感動しましたが、今また、知と勇気で困難な引き揚げを無事に帰国できたことに感動。でも力つきてお母さんが亡くなられたことは残念。
その後の家族の戦後を早く知りたいので、続編があるとのこと、貴社で早く翻訳して出版されることを望みます。


竹林はるか遠く(愛知県 男性 47歳)
「日本語刊行に寄せて」を読んで、以前インターネット(2チャンネル)で報じられていたこの作者のことを思い出しました。
この本を廃刊にされたら、日本人として恥ずかしいと思い早速買いました。


竹林はるか遠く(宮城県 女性 69歳)
一気に読ませて頂きました。私も戦中生まれ、5歳まで東京・横浜で育ちましたので、焼け野原の東京では両親が食べることにいかに苦労したか、よく聞かされました。
引揚げ船が舞鶴に入港、そしてラジオから流れてくる「尋ね人」、覚えております。
お母様、好さん、擁子さんの決死の逃避行は、戦争がいかに人を苦しめ、人間としての尊厳を無くしていくか物語っています。
壮絶な戦いを読ませて頂き、感動いたしました。ありがとうございます。


竹林はるか遠く(福岡県 男性 76歳)
続編の都竹さんによる訳本を待っています。
母国語でない英語で米国中学の副教材になったことは、完璧な語学と文学作品としての価値を示すものである。苛酷な脱出に成功したからこそ出来た作品である。
姉・好さん、お母さん共に並の人ではありません。川嶋家のDNAが脈々と続いています。
平和運動を続けて下さい。

竹林はるか遠く(兵庫県 男性 65歳)
著者は小説であると述べているが、それ以上のノンフィクションである。久し振りに中身のある作品を読ませてもらった。
それにしても在米二世韓国人のふるまいは何か、ただただあきれるばかりである。韓国政府の行いも無礼。


竹林はるか遠く(高知県 男性 71歳)
読んだ後、大陸からの引き揚げがどんなに辛かったかよく解った。この本は日本の教科書に載せてほしいものです。
また、日本の外交官にも読んでもらい、韓国の不当な干渉をはねのけてもらいたい。日本の国会議員がもっと外国からの干渉に強く対処してほしい。


竹林はるか遠く(神奈川県 女性 72歳)
私も北朝鮮からの引揚者です。満4歳の私と生後3ヶ月の弟を母はひとりで、無事に日本まで連れて帰ってくれました。
わずか4歳だったので、作者のようには記憶に残っている事が少なく、日本に着いた時期さえ分かりませんでした。
本書を読み昭和20年中には帰って来ていたと分かり、胸のつかえが少し下りたような気がします。
父も母も周囲に暮らしていた朝鮮の人の悪口は、ひと言も言ったことはありませんでした。
韓国と北朝鮮の現状を思うと、やるせないばかりです。



竹林はるか遠く(熊本県 女性 64歳)
久し振りに本を読みながら涙が止まりませんでした。
新聞広告で在米コリア2世達が発売禁止運動をしたと聞いて興味を持ちました。アメリカの教科書にも紹介されたと聞いて納得致しました。
もっともっと沢山の日本人に読んで頂きたいと思いました。感動しました。



竹林はるか遠く(千葉県 女性)
いつも戦争で生き残った人の体験はすさまじく、生と死が紙一重。今では考えられない経験をしてきたつらい思いを乗り越えて生きてこられたのだと、つくづく感じました。
お兄様に会えたところで話が終わっているので、その後の話も読んでみたいと思いました。


竹林はるか遠く(山口県 女性 27歳)
心の深いところに、ずしんときました。
戦争という苛酷な状況下にありながら、生き抜く強さ、知恵、人を労う優しさ……、伝わったすべてが、今ある自らの生活を内省すると共に、真の平和について深く考える機会をこの本を通して与えて下さいました。ありがとうございます。


竹林はるか遠く(東京都 男性 78歳)
私の家族も北朝鮮の元山から引き揚げて来たので、川嶋擁子さんの体験が他人事とは思えなく、大変リアルに感じられ、泣き泣き拝読しました。
私達は1946年3月の引き揚げでしたが、36度線突破までは、お兄様の淑世さんと同じ時期だったか知りません。
この本は数冊、親しい者に配りたいと思っています。続編の「My Brother,My Sister,and I」も読みたいですね。


http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-921-9.html
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posted by ラクーンドッグ at 18:21 | Comment(0) | ・おすすめ竹林はるか遠く
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