2013年01月09日

浜田宏一著「アメリカは日本経済の復活を知っている」を読みました。




朝焼け1.jpg



こんばんは。ハート出版の日高です。


今週の月曜日は、正月お出かけした社員からのおみやげがたくさん集まりました。でも、今日あたりはみんなの胃袋に収まり、おおかた姿を消しましたが、ひとつだけ包装紙だけがちゃんと取ってありました。


「なんで」と聞くと、


「社長がブログに使うんじゃないか」と。気の利く人がいるんですね。


というわけで、ここに載せます↓


晋ちゃんまんじゅう.jpg


ところで、まんじゅうのモデル、安倍首相が選挙中から言っていたデフレを解消する金融政策。見事に当たりましたね。


ご周知の通り、これまでがウソのように円安、株高の流れになっています。

まだ動き出したばかり、安倍さんは宣言しただけですが、まだ何もしていないようなものなのに、すごいものですね。

しかし、すぐさま、それは最初だけ、すぐに行き詰まり、ハイパーインフレになるとか、国債が暴騰して、ギリシアのようになるとか・・・早速、疑問視するキャンペーンも出てきています。

はたしてどうなるのか?

国家財政が破綻するのか?本当に日本経済は再生するのか?

世の中には、全く正反対の見方が横行しています。

正月休みの3日、都内の書店、リブロ池袋店に足を伸ばしました。そこで数ある書籍の中から、ぱっと目に飛び込んできたのが、

イェール大学名誉教授・浜田宏一氏の新刊「アメリカは日本経済の復活を知っている」という講談社刊の本です。

安倍さんがとる金融政策の根拠にもなっているようなので早速購入、読んでみました。

経済は、門外漢もいいところなので理解できるかな、と心配しましたが、読みやすく一気に読んでしまいました。

ノーベル経済学賞の日本人候補の筆頭にあげられている巨人というので、超難しい数式など出てくるのかと思いましたが、編集者に「経済学でなく社会学として書いてほしい」と依頼されたそうで、ぼくのアタマでもなんとか理解できました。

要するのデフレ解消に(貨幣を増やす)金融政策をおこなうことは、経済学の基本中の基本。経済学を学んだ人は誰でも知っていることだそうです。

浜田氏の一番の優秀な教え子だった白川日銀総裁も、もちろん金融政策の有効性を熟知、以前は同様の主張をしていたそうです。

ところが、日銀に入るとコロリと考えが変わったという。伝統的に日銀は物価を監視する意識が強く、金融政策に消極的な姿勢をなってしまったそうで、いまさら金融政策をとると自分たちの考えの誤りを認めるようなもので頑なに抵抗していると浜田教授は言っています。

日銀の体質についても言及。自分たちに都合のいい世論に誘導するよう経済学者や評論家を懐柔するのがとても得意だと。それから日銀の記者クラブの閉鎖性についても指摘。マスメディアも日銀の論調に合わせるようとりこまれてしまう・・・などなど、興味深い記述がたくさんありました。

デフレに金融政策が効くのは世界の常識で、欧米はリーマンショックを自国の通貨をドンドンすることで1年ぐらいで乗り切った。ひとり残されたのは日本だけ。


日銀の意地のために、倒産やリストラ、自殺で多くの人が不幸な目に会っている。何とかしなければと。ひとり老骨(失礼)がはびこる日本の常識「日銀流理論」に挑む、なかなか読み応えのある書でした。

ま、むつかしいお話はこれぐらいにして、「日はまた昇る 晋ちゃんまんじゅう」にあやかり、まんじゅうは英語でバン?ケーキではないが、とにかくバンバンお金をすって、日本のケーキよくなってほしいものですね。

浜田氏がいう「期待に働きかける」という言葉なかなか味わい深いのでは・・・。


posted by ラクーンドッグ at 19:21 | Comment(0) | ・内外政治のお勉強
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