2014年08月09日

8/7 BS日テレの「NEWSの深層」で、「ゴジラ」などで話題をよんでいるあの俳優の宝田明氏が、生き地獄*桴Bでの壮絶な戦争体験を語る。 見ていない人多いと思うのであらすじを書いてみました。




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約1時間、司会者の質問に答える形で、満州で終戦当時体験したことを語る。


80歳、ダンディーでスマートにしゃべっているが、時折、あまりにもの悲劇で言葉が続かず、絶句、途切れる場面も。


以下、聞きながらiPadでメモした内容ー。


それまで、戦時中にもかかわらず、満州開拓団の日本人は、本土と違い物資もまずまず恵まれ、平穏に暮らしていた。


しかしー


不可侵条約を一方的に破り、火事場泥棒的にソ連が侵攻。日常が一変した。


私(宝田)が小学生のころ。


手のヒラを返したようにソ連兵に現地は手を振る。解放軍としてもてなす。 


最初は、ウヲッカを戦車上のソ連兵に差し出す。 


しかし、彼らは凶暴な囚人部隊だった。 


異様ないでたち。ぞんざいに手に取ったウヲッカの蓋を口で開け、一気にのみほすと、地面にたたきつけた。


すぐソ連兵と満州人が組んで略奪がはじまり、押し入った日本人の家々から、畳からフスマまで根こそぎもっていく。 


危険を察した成人の女性は、頭を丸めたり、顔に炭を塗ったり、風呂敷をかぶり集団で行動した。

しかし、 ひとりでい女性が崖下に連れ込まれるのを見た。


小学生の私はどうしようもなく、ソ連の憲兵よぶ。


しかし駆けつけたときは、すでにことが及んだあとだった。陵辱した二人の兵は憲兵にコンボウで殴られた。


しかし、女性は気が動転したまま、日本に帰るまでも続いていた。


関東軍は、先にいなくなり役に立たなかった。 


兄を探すためソ連軍の施設に近づきすぎ、私は腹に銃弾を受ける。


開拓団の軍医さんが、私の手足をベッドにしばりつけ、麻酔なしで肉をジュリジュリと裁ちばさみできる。


軍医は、法律で禁止されているはずの鉛弾を取り出した。


略奪、暴行に対抗するために、みんな鉄道のレールを閂(かんぬき)にし家を守る。


何処かの家にソ連兵が侵入してきたら、みんなでレールを叩いてソ連兵を追い払ったりした。


が、あるとき誰かが閉め忘れ、ソ連兵が侵入。


略奪にあった。

銃を突きつけるソ連兵の腕には、戦利品の腕時計がいく重にも巻かれている。


母は隣の部屋に連れて行かれる。


(ここで話が長く詰まる)母は何も語らなかった。


心の傷とは深い。


満州のことは語りたがらない。 



生きるためにソ連兵の靴磨きなどもした。まずいパンをもらい飢えをしのぐ。 



軍も警察も私たちを守ってくれるものは何もないない。 



上の兄二人は軍隊に取られる。


3番目の行方不明の中2の兄を残して旧満州からひきあげる。駅にたくさんは伝言の貼り紙をしていく。 



日本の土を踏む。毎日、東方遥拝、教育勅語…宮城の玉砂利が欲しかった、あのあこがれの 祖国…


私は、北の防塁、関東軍に入りたいと憧れていた。


しかし、戦後の日本は、荒んだ状態。焼け野原…。


満州で生き別れた兄と日本で再会。 


取り残された兄は、満州をひとりで南下。


農家の手伝いなどして飢えをしのぎ、線路を伝い南満州にたどり着く。


密航船で日本に渡る。


海岸沿いに歩いて、故郷の新潟にたどり着いたという。 



その後、兄は姿を消す。兄は戦後の生ぬるさについて行けず。兄のその後は、わからない(語らない)


戦争を絶対やってはいけない。何があっても…。 


以上、メモしました。

聞き書きなので、やや不正確の点、ご容赦ください。これは貴重なお話しと思いアップします。



以上のような体験は、終戦時、外地にいた日本人がみんな体験した忘れてはいけない日本の歴史でもある。










弊社でも、少女ヨーコが綴った「竹林はるか遠く」少年トオルが見た「忘却のための記録」と朝鮮半島の引き揚げ記を出しました。



そして、この度8/1、「カミカゼよ何処にー私の遺言   満州開拓団一家引き揚げ記」を刊行しました。



現在91歳、大正生まれ、いわば大正女子≠ェ戦争を知らない世代に遺言のつもりで書きました。


20代女性が体験した想像を絶するサバイバルストーリーです。


少し前の日本人、祖父母や父母の世代が味わった体験を風化させないようにしたいと思います。


引き揚げ記シリーズ


【最新刊】20代女性見がた満州
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作者・稲毛幸子さん。10代の写真










【1月刊】少年が見た、朝鮮半島
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【昨年7月刊】少女が見た朝鮮半島
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posted by ラクーンドッグ at 16:24 | Comment(0) | ・内外政治のお勉強
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