
「竹林はるか遠く」を出した影響でしょうか?
「私の遺言のつもりで書きました。ぜひ読んでください」
とお年を召した女性からの電話。
弊社営業スタッフが受ける。
と言われても、持ち込みの原稿は多いし、私に権限はないし・・・
スタッフがとっさに
「いつお返事が出来るか分かりませんが」
というと
「2年でも3年でも待っていますよ。私はぴんぴんしてます」
と言うので、お歳を聞いいてみるとなんと91歳。
電話を受けた営業マンから社員の間を原稿がぐるぐる回り、
感動の輪が広がり、つい編集会議に登場、決定した。
69年前、戦争が終わってから満州や朝鮮半島にいた日本人は本当に大変だった。
平和な時代からはまったく想像すら出来ない惨状だった。
著者の稲毛さんは、20歳の時、夫と満州に渡る。
現地で産んだ二人の娘と慎ましくも幸せな生活を送っていた。
しかし、それもつかの間、昭和20年8月9日ソ連軍参戦によって一気に暗転した。
ソ連兵や現地人による略奪・殺人・拉致、強姦、そして極寒・飢餓……。
「敗戦国の定め」とはいえ、なぜここまでつらい思いをしなければならないのか・・・。
涙なしには読めない。
戦争を知らない世代に是非読んで欲しいと綴った。
この夏休み、ぜひご一読を・・・。
























































