2014年07月28日

異色の日本近現代史「大東亜戦争と高村光太郎」発売になりました。



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「僕の前に道はない


僕の後ろに道は出来る


ああ、自然よ


父よ


僕を一人立ちさせた広大な父よ


僕から目を離さないで守る事をせよ


常に父の気魄(きはく)を僕に充たせよ


この遠い道程のため


この遠い道程のため」



この詩はどこかで覚えたことのある詩ではないでしょうか?


ぼくの場合は、教科書ではないかと思います。


高村光太郎というと


この他、


「智恵子は東京に空が無いという


『あどけない話』


智恵子は東京に空が無いという


ほんとの空が見たいという・・・」


という詩も浮かんでくる。


その高村光太郎が、戦前・戦中にはたくさん国民を鼓舞する詩を作っている。


その一つに


「十二月八日」というのがある。


..............................


記憶せよ、十二月八日。

この日世界の歴史あらたまる。

アングロ・サクソンの主権、

この日東亜の陸と海とに否定さる。

否定するものは彼等のジャパン、

眇(びょう)たる東海の国にして

また神の国たる日本なり。

そを治(しら)しめしたまふ明津御神(あきつみかみ)なり。

世界の富を壟断するもの、

強豪米英一族の力、

われらの国に於て否定さる。

われらの否定は義による。

東亜を東亜にかへせといふのみ。

彼等の搾取に隣邦ことごとく痩せたり。

われらまさに其の爪牙(そうが)を摧(くだ)かんとす。

われら自ら力を養ひてひとたび起つ、

老若男女みな兵なり。

大敵非をさとるに至るまでわれらは戦ふ。

世界の歴史を両断する。

十二月八日を記憶せよ。

.................................


難しい漢字もあり、ちょっと抵抗があるかもしれないが、2.3回読んで意味をかみしてみるとなかなか躍動するようなリズムがあり心にずしんと残る様なものがある。


まぶたが熱くなる。


詩などまったく解しないぼくのようなものでも。


光太郎はGHQの言論統制で「侵略戦争の推進者」として断罪された。


しかし、この詩には道程と同様に、光太郎だけでなく当時の日本人たちの純粋な心を表現した詩ではないかと思う。


戦後の教育を受けたものはかんたんに理解できないかもしれないが、当時は誰しもこのような高揚する気分が合ったのだと思う。


大東亜戦争がまちがいなくアジア解放の戦いだった。


高村光太郎研究家が光太郎と日本の名誉を回復するために書いた異色の近現代史です。


ご興味ある方はぜひどうぞ。





posted by ラクーンドッグ at 19:06 | Comment(0) | ◆◆おすすめの本◆◆
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